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高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第16回。今回は「お雑煮」です。「正月に食べたお雑煮の絵」という冬休みの宿題をきっかけに、お雑煮の味つけや具材に見える地域差を捉え、生活文化の多様性にアプローチする授業実践をご紹介します。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
ニューサポート高校「社会」vol.29(2018年春号)より。チベットの聖地を求め、中国中部の西寧から 青蔵鉄道に乗車し、約2、000km の旅。天空都 市ラサの駅舎を出て最初に目に飛び込むのは、 数多の五星紅旗と中国の歴代国家主席が描かれ た巨大看板であった。
公文国際学園中等部・高等部 齋藤 亮次
ニューサポート高校「社会」vol.20(2013年秋号)より。九州とほぼ同じ面積に、70万人が暮らす「世界一幸せの国」と称されるブータン。
明治大学付属中野八王子中学校・高等学校 飯塚和幸
アフリカの特徴の一つに,農業や牧畜に従事する人口が多いことがあげられるが,その背景には自然の豊かさがあり,人々の余裕ある暮らしぶりがしばしば実感される。本稿では,4つの家畜分布図(ウシ・ヒツジ・ラクダ・ブタ)を見比べることによって,アフリカの自然と文化・歴史の関わりについて,分析を行っている。
九州大学大学院比較社会文化研究院 准教授 佐藤 廉也
我々が住んでいる地球の姿を理科の分野には,あまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は気候と文化,生活についてです。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
我々が住んでいる地球の姿を,理科の分野にはあまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は気候と文化・生活編です。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
2004年[現代社会]センター試験本試験 15 から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。
東京書籍(株) センター試験徹底演習 現代社会問題集編集委員会
2010年[現代社会]センター本試験問題8から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。
福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲
ニューサポート高校地歴・公民Vol.11(2009年春号)より。生徒にこの写真を見せると,どこの国であると考えるだろうか。「看板の言葉は,英語とスペイン語?」「並べてあるのはスイカか?」「商品を道端で売っている様子から,途上国か?」「スペイン語でスイカで途上国?…」ここは中米の小国,エルサルバドル。
東京都立武蔵野北高等学校 森一広
「高校地歴・公民ニューサポートVol.2 2004年秋発行」より。ダマスクスを訪れるようになって,ジグザグの路地網と中庭を中心とした住宅になぜか魅了された。狭い路地を歩いていると,家の戸口が小さく,1階部分には窓を設けないために,土やセメントで塗り固めた不愛想な壁が,人を拒絶するようにみえる。このなかはどうなっているのか,どんな暮らしがあるのか?ムスリムの知人の紹介で「研究」と称して,初めて民家の中に入ったのが16年前のこと。そこには別世界がある。
お茶の水女子大学教授 三浦徹
"[Essay 海外便り ~from Brisbane~]海の向こうの学校で青年海外協力隊員・音楽教員 奥野歩英語-教室の窓Vol.9東京書籍 2007年1月発行[本文より]私は今,中米のベリーズという国で音楽を教えています。JICA(国際協力機構)の事業の1つである青年海外協力隊員として派遣されています。「ベリーズ」と聞いても,ほとんどの日本人が首を傾げることでしょう。無理もありません。イギリスから1981年に支配を免れた,独立して間もない国なのです。グアテマラの東,メキシコの南に位置する四国ほどの大きさしかないこの国は,イギリス統治の影響で中米では唯一,公用語が英語ということも大きな特徴です。私の住んでいる街は,ベリーズの西に位置するサン・イグナシオ市。人口8,000人のこぢんまりとした小さな街です。住民のほとんどはメスチソ*,そして隣国グアテマラまで車で20分と国境近くなので,公用語の英語よりもスペイン語のほうが通じやすいところです。
青年海外協力隊員/音楽教員 奥野 歩
[本文より]ニューヨークの街はきたない。どこもかしこもゴミだらけ。いきなりこんな現実的なお話をしてしまって,申し訳ない。もしお時間が許すなら,私のニューヨーク生活7年半の「現実」を,ちょっとのぞいてみてください。
イラストレーター つくし
[Essay 海外便り] from Londonサマータイムが終わると…関実(ロンドン日本人学校教諭)英語-教室の窓Vol.3 東京書籍2005年1月発行[本文より]10月31日深夜1時をもって,サマータイムが終わりました。11月に入り,冬時間の開始とともに,冬の足音が大きく聞こえてきました。ところで英国初心者の私としては,サマータイムの終わりに向けて,きっとテレビやラジオで“さあ時計を戻しましょう”的なアナウンスやテロップが流れるものと期待していました。その日テレビを見ながら,その時をいまかいまかと待っていました。夜の12時を迎え,1時になり,2時を過ぎましたが,5つあるテレビのチャンネルのどこを見ても,,何のメッセージもありませんでした。いったいどうするのかと思い,もう一度日系の雑誌を見てみると,テレビの番組欄に「深夜2時に,時計を1時間戻してください」と書いてありました。まったくあっさりしたものです。でもこのことが逆にサマータイムがあたりまえの国であることの証かもしれないなどと思ってしまいました。
ロンドン日本人学校教諭 関 実
3月27日よりサマータイムが始まりました。これから夏に向かって日がだんだんと長くなっていきます。ここ英国では,季節が大きく変わり,一年で一番いい時季に向かっていく喜びが,あちらこちらに現れている,そんな感じがします。
ロンドン日本人学校教諭 関 実
ベリーズの初等教育は,義務教育と法律で定められているはず。ところが,どの公立小学校も,お金の問題に悩まされています。なぜなのでしょう?実はベリーズでは,政府から出される予算は学校の先生のお給料のみで,学校にかかる諸費用(電気代,水道代,印刷用紙代等々)は,全て生徒からの授業料でまかなわなければならないからです。私の学校では,月々5ドル(約300円)〔注:ドル(セント)はベリーズ・ドル(セント)〕を授業料として生徒から徴収していますが,これさえも払えない家庭もあり,なかなか財源確保が困難なのが現状のようです。
青年海外協力隊員/音楽教員 奥野 歩
[Essay 海外便り ~from Brisbane~]海の向こうの学校で(第2弾)「歳の差も友情でカバー!」ベリーズの学校元青年海外協力隊員(音楽教師),海外ライター 奥野歩英語-教室の窓Vol.10東京書籍 2007年4月発行「ミス・アユミ,久しぶり! 元気だった?」日本では4月に新年度を迎えるが,こちらでは9月がそれにあたる。2か月間の夏休みを終えると,子どもたちは元気に学校に戻ってくる。どの子どもも新しい学年にあがりワクワク……と当たり前にこうなりそうな話だが,ここではそうではない。
青年海外協力隊員/音楽教員 奥野 歩
[Essay 海外便り ~from Brisbane~]豪語!第3弾 オージー英語で珍名続出!「大河(たいが),学校では友だちできた?」「うん,できたよ」オーストラリアに移住した当初は毎日が心配だらけだったが,子どもたちに友人ができるかがとりわけ気がかりだった。「英語なんてそのうち慣れる」と,中学・高校と6年間もそれなりに勉強したわりにはまったく身につかなかった自分のことは棚に上げた上,子どもたちには英語の勉強など,まったくやらせていなかったからである。だから,移住1か月後,長男の大河から友だちができたと聞いたときは嬉しくて,つい,深入りしてしまった。
作家 柳沢有紀夫
教室の窓「英語Vol.12」2008年1月作成実は,私,ここニュージーランドで教壇に立っていたことがある。もともとは,フライフィッシングがしたくて20年前にこの地を訪れ,そのまま釣りガイドを営んでいたのだが,10年をひとつの境目として転職することにした。辞めるのはいいが,それでは何をしようかと考えた。いろいろと迷った末,これならと足を踏み出したのが教職だった。この国は4学期制なので年に3回2週間のお休み,そして12月から1月いっぱいのほぼ2か月が夏休みとなる。しかも夏休みは学年末にあたるから宿題もない。ということは,ほぼ2か月,釣り呆けていられる。そんな甘い夢にそそのかされるまま,まずは資格を取らねばと教職専門課程に1年間通い,教員免許を取得することにした。日本の大学の学位を認めてもらい,面接試験やらをなんとかパスして,通い始めてびっくり。生徒にはそれこそ多種多様な人たちがいたが,一番驚いたのは,現職の教師も中にいたことだ。「教職資格を取るための学校の生徒になぜ教師が?」と質問をしたら,「そりゃ資格を持ってたほうが給料いいもんなぁ。もう息子も大きくなるし,これからお金がかかるから」との答え。え?教師になるのに,免許っていらないわけ?
ライター・翻訳者 斉藤完治
オーストラリアに来てそろそろ7年になろうとする我が家の子どもたちは,一応バイリンガルである。「一応」というのは謙遜しているわけでもなんでもなく,むしろ日本語のほうが怪しくなることがあるからだ。
作家 柳沢有紀夫