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306 改訂 生物1章 動物の刺激の受容と反応

指導資料

  • エウスタキオ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    エウスタキオ(生物学者)

    バルトロメオ エウスタキオ (Bartolommeo Eustachio)イタリア,1520?-1574科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成エウスタキオの名前は,耳管を欧氏管あるいはエウスタキオ管と呼ぶことからよく知られている。しかし,耳管は紀元前にすでに発見されていた。それにもかかわらず欧氏管と呼ばれるのは,耳科学を確立したA.M.ヴァルサルヴァが,エウスタキオの解剖図に鼓室と咽頭をつなぐ管が描かれているのを見つけて,これをエウスタキオの耳管と命名したからである。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • エンゲルマン(生物学者)
    2003年09月24日
    • 生物
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    エンゲルマン(生物学者)

    エンゲルマン(生物学者)東京書籍作成Theodor Wilhelm Engelmannドイツ,1843-1909科学者人物誌―生物東京書籍2003年10月作成ドイツの生理学者。ライプツィヒに生まれる。父親は著名な出版者であり,母は歴史家フリードリヒ・ハッセ(Friedrich Christia August Hasse)の娘であった。1861年からイェナ大学で比較解剖学,生理学,植物学を学んだ。後にハイデルベルク大学,ゲッティンゲン大学でも学び,1867年にライプツィヒ大学で角膜の解剖についての論文で医学博士号を取得した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ガルバーニ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ガルバーニ(生物学者)

    ルイジ ガルバーニ (Luigi Galvani)イタリア,1737-1798科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成まず,次の英文を見ていただこう。The story galvanized them into life. これはどのように訳されるか。英語の辞書に,‘galvanize'という単語があり,そこに“にわかに元気(活気)づかせる”という訳が出ている。上の文もそのような意味に訳せばよいようである。しかし,すでにおわかりと思うがこの言葉は今回の主人公であるイタリアの解剖学者・生理学者のルイジ・ガルバーニに因んでつくられたものである。ではその経緯は?

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • キャノン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    キャノン(生物学者)

    ウォルター ブラッドフォード キャノン (Walter Bradford Cannon)アメリカ,1871-1945科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成homeostasis(恒常性)という言葉は生物字を学ぶものにとって耳慣れたものであろう。事典をひもとくと“生物体が間断ない外的,内的環境の変化を受けながらも,個体としての生理的状態を安定した状態に保つ働き”(『万有百科大事典・動物』小学館)といった説明がみられる。この事典の解説を書かれた川島誠一郎氏によれば,フランスの生理学者クロード・ベルナールの“体液の状態は環境が変化しても一定に保たれるような調節能がある”(同上)という考えを,アメリカのキャノンがさらに発展させて“恒温動物における体温の恒常性,生物の防衛手段にもあてはめた”(同上)ものであるという。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ハリソン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ハリソン(生物学者)

    ロス グランヴィル ハリソン (Ross Granville Harrison)1870-1959科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成ハリソンは,精子は別として,すべての細胞はソリッドなフェイスを這うことを証明した(1914)。クモと小さなガラス・シリンダをガラスびんの中に入れた。クモはシリンダの上に網を張った。これを消毒し,その上に脱フィブリンしたプラスマを置いた。朝露がクモの巣に置いた姿を想像すればよい。このプラスマ滴に神経組織片を置いた。神経細胞から伸びた繊維は液の中を泳がず,クモの糸に沿って伸びた。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ホジキン(生物学者)
    2003年06月03日
    • 生物
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    ホジキン(生物学者)

    ホジキン(生物学者)東京書籍作成Alan Lloyd Hodgkinイギリス,1914-1998科学者人物誌―生物東京書籍2003年6月作成イギリスの生理学者。1914年にイギリスのオクスフォードシャー州バンバリーに生まれる。1932年からケンブリッジ大学トリニティ・カレジで学ぶ。祖父とおじが歴史家であったため,歴史を学ぶか科学にするかを迷うが結局生物学と化学を学んだ。学部生の時代からカエルの神経を使った実験を行っていたという。1937年から1938年にはニューヨークのロックフェラー研究所に招かれて留学し,ケンブリッジに帰国後A.F.ハクスリーとの共同研究を始めた。しかし,1940年から第2次世界大戦の終了まで,ホジキンは自らの研究を中断し航空医学の研究に協力して,イギリス各地を移動しなければならなかった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • レーヴィ(生物学者)
    2003年08月22日
    • 生物
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    レーヴィ(生物学者)

    レーヴィ(生物学者)東京書籍作成Otto Loewiドイツ,1873-1961科学者人物誌―生物東京書籍2003年9月作成ドイツ(後にアメリカ)の生理学者・薬学者。1873年にフランクフルト・アム・マインに商人の息子として生まれる。1891年にミュンヘン大学とシュトラスブルク大学(当時はドイツ領)の医学部に学んだが,初めは医学にあまり関心を持たなかった。1894年秋に突然医学に目覚め1896年にはシュトラスブルク大学で医学博士号を取得,卒業後1897年から翌年にかけてフランクフルトの市立病院に勤める。そこで多くの患者が,治療法が無いために放置されている現状を見て,基礎医学,特に薬学を研究して治療法の発見を目指すことに決めた。1898年にマールブルク大学の薬学教授ハンス・ホルスト・マイアーの助手となり,1905年にはウィーン大学に移っていたマイアーの研究室の準教授となり,1909年にはオーストリアのグラーツ大学の医学教授となった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ヴァルダイアー(生物学者)
    2003年12月22日
    • 生物
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    ヴァルダイアー(生物学者)

    ヴァルダイアー(生物学者)東京書籍作成Heinrich Wilhelm Gottfried Waldeyer-Hartzドイツ,1836-1921科学者人物誌―生物東京書籍2004年1月作成ドイツの解剖学者。1916年に貴族に列せられて,公式にはvon Waldeyer-Hartzという名字になる。父親は土地管理者,母親は教師だった。1856年にゲッティンゲン大学に入学,数学と自然科学を学ぶ。しかし,その大学で優れた解剖学者ヘンレ(Friedrich Gustav Jacob Henle)と出会い,医学を専攻することにした。後にグライフスヴァルト大学の解剖学研究所の助手となり,ベルリン大学に移って1861年に医学博士号を取得し,翌年には教授資格試験に合格した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ヴェーバー(生物学者)
    2003年07月23日
    • 生物
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    ヴェーバー(生物学者)

    ヴェーバー(生物学者)東京書籍作成Ernst Heinrich Weberドイツ,1795-1878科学者人物誌―生物東京書籍2003年8月作成ドイツの解剖学者・生理学者。1795年にヴィテンベルクに生まれ,ヴィテンベルク大学で医学を学んだ。1815年に同大学で医学博士号を取得,後にライプツィヒに移り医療実践を経験した。1817年にライプツィヒ大学で神経についての比較解剖学の論文で教授資格を取得。1818年にライプツィヒ大学の比較解剖学の員外教授,1821年に解剖学と生理学の員外教授になった(1840年に正教授に)。生理学教授としては1866年まで,解剖学教授としては1871年まで大学に留まった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ミミズを使った生態系・受容器・効果器の理解
    2010年12月06日
    • 生物
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    ミミズを使った生態系・受容器・効果器の理解

    実際に採取したミミズを利用しながら様々な疑問についてディスカッションをすることで,生きものの不思議,生態系の中でのミミズの役割などを理解させる授業案を,生徒に配布するプリントと合わせて紹介している。

    東京都立両国高等学校教諭 山藤旅聞

  • セント・ジェルジ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
    • 指導資料
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    セント・ジェルジ(生物学者)

    アルバート フォン セント・ジェルジチェコスロバキア,1893-1986科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成生物科学者は,魅力的な新しい物質を発見し,その作用機序を解明して新しい研究分野を開拓したいと願う。アルバート・セント・ジェルジは,ビタミンCの発見,細胞呼吸経路の提唱,筋収縮のしくみ解明と,三つのホームラン級の業績を挙げた20世紀最高の生化学者の一人である。第二次世界大戦中は平和のためスパイ活動をしたり,戦後はハンガリー大統領候補に推されたが,ソビエト共産主義に反抗してアメリカに亡命した。ベトナム戦争反対運動をしたり,4回も結婚した波瀾万丈の生涯を送ったロマンの人である。セント・ジェルジは,1893年9月16日,3代基礎医学教授が続いたブダペストの名門に生を受けた。ブダペスト大学医学部に進学,伯父(解剖学教授)の指導下で20歳にして組織学の学術論文を発表した。生命現象の解明をめざして,彼は,生理学,薬理学,細菌学,物理化学を学んだ。第一次世界大戦に軍医として出征したセント・ジェルジは,わざと自らの左腕を銃撃して負傷し,除隊した。以来,彼の平和を願う信念はゆるがぬものとなった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 40.ゴーヤーで大人の味覚を(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
    • 指導資料
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    40.ゴーヤーで大人の味覚を(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)職員室前でゴーヤ-が育っています。前の学校評議員の萩原先生から苗を戴いたもので、休み中何本も収穫できました。青果店の店先のものほどではありませんが、立派なゴーヤーでした。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • 対数と感覚
    2005年02月02日
    • 数学
    • 指導資料
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    対数と感覚

    人間の感覚は物理的な刺激量の対数に比例するといわれるが,それを見い出すにいたった歴史的な背景と実際上の扱いについて述べている。

    東京電気大学中学・高等学校 向芝京太

  • [物理]水は透明か水色か?
    2023年09月06日
    • 理科
    • 物理
    • 指導資料
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    [物理]水は透明か水色か?

    ニューサポート高校「理科」vol.40(2023年秋号)「特集:『水』をテーマに理科に触れる」より。「水色」という言葉があるように、人は古来より水には色の属性があると認識してきた。確かに、海の水は白い砂浜では淡い青緑色に見え、沖に出れば濃紺に見える。裏磐梯の五色沼は有名な観光名所だ。しかし、コップに入れた水は明らかに透明に見える。一体、水は何色なんだろうか。

    東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 鳥井寿夫

問題・テスト資料

  • (生物小テスト)刺激の受容から反応まで・動物の行動
    2007年03月30日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)刺激の受容から反応まで・動物の行動

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]ヒトの目,錐体細胞,かん体細胞,レンズの焦点距離,毛様筋,耳小骨,脊髄の背根・腹根,感覚神経,背根,静止電位,活動電位,有髄神経,髄鞘,髄鞘,ランビエ絞輪,跳躍伝導,走性

    東京書籍(株) 理科編集部

プリント資料

  • [生物 補充プリント]筋肉の収縮とタンパク質
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]筋肉の収縮とタンパク質

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第1編 生命活動を支える物質 3章 生物の機能とタンパク質のはたらき 3-B 筋肉の収縮とタンパク質。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • [生物 補充プリント]細胞膜のはたらきとタンパク質
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]細胞膜のはたらきとタンパク質

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第1編 生命活動を支える物質 3章 生物の機能とタンパク質のはたらき 3-A 細胞膜のはたらきとタンパク質。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第53回「知っているつもり」
    2013年06月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第53回「知っているつもり」

    出張先のホテルで風呂に浮かびながら,「最近の具体的な出来事を思い出そうゲーム」みたいな暇つぶしを,ひとりでやっていた夜のこと。予想以上に思い出せずに,寂しい気持ちになっていた。3日前に見たテレビや先週の新聞の内容なんて,まず思い出せやしない。読んだ本を1冊2冊3冊とさかのぼると曖昧になって,うろ覚えの題名と「あの辺りが面白かった」という印象くらいが関の山,目次の構成や気に入ったフレーズは,言葉としては出てこない。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第99回「記憶術」
    2017年04月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第99回「記憶術」

    古代ギリシャ時代の記憶術は,現代の脳科学から見ても有効であることが最近のニューロン誌に報告されている(1)。「場所法」と呼ばれる記憶術の訓練を1日30分,6週間続けると,記憶力に優れた人と似た脳のネットワーク構造ができ,記憶力が増すという。今回はこの興味深い話題について紹介したい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第138回 タンパク質の集合状態
    2020年07月17日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第138回 タンパク質の集合状態

    今回はタンパク質の集合状態の話題を紹介したい。タンパク質の集合状態というと,現在では液-液相分離したドロプレットに注目が集まっており,本コーナーでもここ3年ほどは主題であった。一方,機能性アミロイドや回転対称性のあるタンパク質などはもっと古くから研究されており,最近では長期記憶に関わるという面白い仮説が登場している。また,アロステリック阻害も新しいメカニズムで説明されようとしている。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第23回「記憶してみる」
    2010年11月26日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第23回「記憶してみる」

    研究室に卒業研究生が配属されると,まず20種類のアミノ酸の構造と性質を憶えてもらう。私たちはタンパク質を研究しているし,アミノ酸そのものを溶液に添加することもあるから,当然である。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

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