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教科書単元リンク集・高等学校

教科書の単元から資料を探すページです。

308 改訂 化学5章 有機化合物と人間生活

指導資料

  • 21.白十字の古草本、ドクダミ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
    • 指導資料
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    21.白十字の古草本、ドクダミ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)中庭にドクダミの花が咲いています。ドクダミはその旺盛な繁殖力とあの独特のにおいで嫌われる雑草ですが、せっかく生えてきたのですから、清掃時間にむしり取る前にちょっと観察してください。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • フレミング(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
    • 指導資料
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    フレミング(生物学者)

    サー アレグザンダー フレミング (Sir Alexander Fleming)英国,1881-1955科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成サー・アレグザンダー・フレミングは,ペニシリンの発明者として大変有名である。1944年にサーの称号を受け,翌年ノーベル医学・生理学賞を受賞するなど,彼の晩年は栄光に満ちている。しかし,初めから恵まれていたわけではない。フレミングは,スコットランドに生まれ,1897年ロンドンの工芸学校を出て,船会社に就職し,4年近く働いた。1900年の終りごろには,ボーア戦争の義勇兵として参加した。翌年,伯父の遺産が入って医学を志し,聖メアリ病院医学校に入学,卒業後は病理学の教室で学んだ。第一次世界大戦中は軍医として従軍し,復員後,聖メアリ病院に戻った。1908年にロンドン大学で学位を得て,1928年から同大学の細菌学の教授となったが,生涯を通して聖メアリ病院の質素な研究室で細菌学の研究を行った。厳格で,清廉な学者として知られている。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 42.玄関で学ぶ細胞学と薬学、ニチニチソウ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
    • 指導資料
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    42.玄関で学ぶ細胞学と薬学、ニチニチソウ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)赤いニチニチソウが玄関先で彩っています。マダガスカル原産といわれるニチニチソウは夏の暑さをものともせず、日々、目を楽しませてくれました。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

問題・テスト資料

  • (化学 小テスト)  食品の保存方法と食品添加物
    2001年03月19日
    • 化学
    • 評価問題
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    (化学 小テスト) 食品の保存方法と食品添加物

    (化学 小テスト)授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。A4判横左半分にテスト,右半分に解答。[キーワード]加熱殺菌,冷凍,乾燥,塩漬け,砂糖づけ,防腐剤,缶詰,鰹節,ハム,ジャム,のり,コンビーフ,塩辛,びんづめ,冷凍肉,塩ざけ,加工食品,食品添加物

    秋田県 高橋直樹

プリント資料

  • パラケルスス(化学者)
    2003年02月02日
    • 化学
    • 授業プリント・ワークシート
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    パラケルスス(化学者)

    パラケルスス(化学者)東京書籍作成Philippus Aureolus Theophrastus Bombastus von Hohenheim Paracelsusドイツ,1493年頃-1541年科学者人物誌―化学東京書籍2003年2月作成近代初頭ドイツの錬金術師・医学者。本名はフィリップス・アウレオルス・テオフラストス・ボンバストス・フォン・ホーエンハイム.パラケルススとはホーエンハイムのラテン語訳とも古代ローマの医学者ケルススを越える(パラ)という意味とも言われる。スイス国境近くのアインジーデルンに生まれた。父親は遍歴の医師であった。ドイツ・イタリアなどの大学で学んだとされるが,確証はない。1515年頃イタリアのフェラーラ大学で医学博士号を取ったとされるが,パラケルススはその証拠を示さなかった。学位取得後ヨーロッパ中を遍歴して,大学で教えられる学術的な医学だけでなく,各地に残る民間療法的な医学の知識を吸収した。遍歴を終え1524年にザルツブルクに定住を望んだが,政治的理由で1527年にその地を離れざるをえなくなった。逃げ出した先のスイスのバーゼルで有名な出版業者フローベンの治療に成功したことから,バーゼル大学医学部に地位を得ることができた。この時,講義をラテン語で行う通例を破ってドイツ語で行い,中世以来大学の学術的医学を代表してきたアヴィセンナの著作を炎に投じるなど,有力な医師たちを敵にまわす行動をしたために激しい攻撃に遭い,翌年には再び脱出を余儀なくされる。その後,ドイツ各地で騒動を繰り返し,最終的にはザルツブルクに戻って死亡した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第112回「基礎科学の潜伏時間」
    2018年05月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第112回「基礎科学の潜伏時間」

    その研究は何の役に立つのですかと,研究者はよく聞かれるものだ。そのため我々はわかりやすい答えを準備しているが,それが現実を反映しないということもよく知っている。科学の研究をするということは,目の前の課題を解決することも確かに目的としてあるが(しばしばそれが予算の申請書や学術論文には明記されるのだが),いつどこでなのかは言えなくても,科学の研究はこの世の中に必ず役立つからである。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第91回「物理法則で作るタンパク質」
    2016年08月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第91回「物理法則で作るタンパク質」

    タンパク質のデザイン技術が進歩し,巨大で安定な人工的な構造物が作製できるようになっている。ワシントン大学のデビッド・ベイカー博士らのグループは2016年7月,正二十面体構造を持つ人工タンパク質をネイチャー誌とサイエンス誌に続けて報告している。分子量100万もの構造物は,ウイルスのカプシドのように物質を運ぶことができ,加熱や化学物質に対する耐性も高く,蛍光タンパク質を結合させても構造が壊れない。これらの人工タンパク質は,タンパク質の既存のデータベースを活用せず,物理学の第一原理から計算して作られたものである。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第137回 相分離生物学から見た抗がん剤の効果
    2020年06月22日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第137回 相分離生物学から見た抗がん剤の効果

    タンパク質やRNAは,細胞内では集合してドロプレットの状態になっており,物質の集積や機能の区画化に役立っているという話題は,本コーナーでも2017年以降にさまざまな切り口で幾度となく取り上げてきた。今回は,細胞内に取り込まれた抗がん剤がドロプレットに選択的に取り込まれる様子が報告されているので紹介したい。細胞内にある分子は,投与された低分子薬でも例外ではなく,生物学的相分離の影響を受けているのだ。この論文が示唆するように,低分子薬の効果を理解するためには,体内での安定性や,ターゲットタンパク質への結合能のほか,細胞内のどのドロプレットに取り込まれるのかという相分離性も考える必要がある。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第117回「ノーベル化学賞と進化」
    2018年10月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第117回「ノーベル化学賞と進化」

    今年のノーベル賞も嬉しいことにタンパク質が主役だった。タンパク質の薬がノーベル生理学・医学賞に,タンパク質の操作がノーベル物理学賞に,タンパク質の進化法がノーベル化学賞にと大活躍だ。そろそろ文学賞や平和賞に進出してもおかしくない。今回のかがくのおとは,化学賞の公式プレスリリースを読みながら進化について考えてみたい(1)。進化は抜群に面白い法則である。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第139回 新型コロナの相分離生物学
    2020年08月17日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第139回 新型コロナの相分離生物学

    新型コロナ感染症のため,これまで経験したことのない日々が続いている。最近では「コロナ禍」という用語が広く使われはじめたように,大学での日々も,感染症そのものよりもむしろその対策による影響が大きい。私たちの行動が制限されたことで地球全体の二酸化炭素の排出量が17%も減少し,10年かかるとされていた削減量の大目標をあっという間に達成したのは皮肉な話である。コロナ禍のなかでもウイルスの研究はものすごい勢いで進んでおり,論文データベースサイトのPubMedに登録されているだけでも約4万本の論文がすでに報告されているようだ。今回は相分離生物学から見えてきた新型コロナウイルスのメカニズムについて整理してみたい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第82回「タンパク質の表裏」
    2015年11月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第82回「タンパク質の表裏」

    前回に続いて,今回はタンパク質研究の大きな方向性について,いつも考えていることを整理してみたいと思う。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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