教科書の単元から資料を探すページです。
デンマークのコペンハーゲン大学教授であったChristen Raunkiaerの名前は,わが国ではラウンキエールとかラウンケルと呼ぶことが多いが,ラウンケアーと呼ぶのが正しい。高校の教科書には彼の生活形システムが必ず載っているが,その研究の生物学的意義は必ずしも明確にされていない。彼の業績は大部分がデンマーク語,その他フランス語,ドイツ語で書かれたが,1904年以来の主な論文が英訳されて『植物の生活形と統計的植物地理学』という標題で,1935年にオックスフォードのクラレンドン・プレスから刊行された。序文ではイギリスの有名な生態学者タンスレーが懇切に内容を紹介し,その業績を高く評価している。
東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)トチノキの花が満開です。2、3階なら、教室から窓下に円錐花序という白い花の集まりが見えます。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)正門ロータリーの築山のマツです。手前がアカマツ、奥に数株あるのがその変種のタギョウショウ(多行松)というマツです。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)これはセイヨウタンポポの種の付いたところです。11月最初の休日、校庭では各所でタンポポが綿毛を付けていました。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)大晦日の午後6時頃に、国旗掲揚塔の手前から校庭の彼方を撮ったものです。たそがれ時にしか見られない、葉をすべて落としたトチノキのシルエットは素敵でした。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)先日2日午後、社会福祉棟科前で撮ったイヌタデ(犬蓼)です。風で穂が揺れましたがどうにか撮れました。私の花写真の取り方のひとつに「虫のためにある花は虫の視点で撮る」主義というのがあります。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)2月中旬に花を探すのは容易ではありません。でもじっくり探したところ“花”はありました。地面に張り付いた薔薇(ばら)の花です。薔薇の花とは言っても、もちろんバラ科のそれではありません。メマツヨイグサという黄色い花をつける草の、冬の季節の姿です。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
関西大学初等部・中等部・高等部は,関西大学付属の初中高一貫校として2010年に大阪高槻市に開校した。関西大学の掲げる「考動−Think × Act−」を軸に,「確かな学力」「国際理解力」「情感豊かな心」「健やかな体」を目指すことにより「高い人間力」を養うことを一貫教育目標としている。初等部では“ミューズ学習”で思考スキルの育成,中等部では“考える科”で高次思考力の育成,高等部では“プロジェクト科目”で探求型の課題研究に取り組んでいる。本校での実践を紹介する。
関西大学中等部高等部教諭 宮本裕美子