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指導資料

  • [特集:授業を変える~思考力・判断力・表現力を育む授業~](生物基礎)ディベートを通して生命 倫理・医療を考える授業
    2019年09月09日
    • 生物
    • 実践事例
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    [特集:授業を変える~思考力・判断力・表現力を育む授業~](生物基礎)ディベートを通して生命 倫理・医療を考える授業

    ニューサポート高校「理科」vol.32(2019年秋号)より。5年前から「生物基礎」の授業でディベートを取り入れることにした。ディベートは,ディスカッションや発表と異なり,勝敗が決まるためスポーツ感覚で取り組むことができる。これにより,原稿を読むだけの発表よりも興味・関心を高めて主体的に活動しやすくなる。また,相手の立論や質問を十分に聴かないと,自分の意見を述べることができないため,深い対話が実現される。前任校を含めこれまで実施してきた方法や成果や課題等を述べていく。

    群馬県立前橋高等学校教諭 髙橋直之

  • 理科(生物)ICT活用実践例 生徒とともに授業をつくる
    2020年02月25日
    • 生物
    • 実践事例
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    理科(生物)ICT活用実践例 生徒とともに授業をつくる

    新学習指導要領の実施を見据えて文部科学省は、優先的に整備すべきICT環境整備としてまず大型提示装置を挙げています。そこで、インタラクティブ機能をもつ大型提示装置、いわゆる電子黒板を活用した授業実践についてご紹介したいと思います。

    佐賀県立唐津西高等学校 W.E.

  • 生徒用Wi-Fiの導入とICTを活用した生物の授業
    2020年03月19日
    • 生物
    • 指導資料
    • ICT活用
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    生徒用Wi-Fiの導入とICTを活用した生物の授業

    大阪教育大学附属高等学校池田校舎は自由・自主・自律の校風があり、生徒が主体的に生徒会活動や部活動、行事運営を行っている。生徒たちは慣れ親しんだスマートフォンを活用して、それらの活動を行っている。私は、前任者が行ってきた生徒たちの日常と学校生活を融合させる取り組みを引き継いでいる。本稿では、学校でのICT活用を促進していくための環境整備と授業での実践を報告する。以下の例は、先行して実践している私学等から取り入れたものが多く、最先端の取り組みとは言えないが、国公立の高等学校などで、今後ICT活用を考えている先生方の一助となれば幸いである。

    大阪教育大学附属高等学校池田校舎 岡本元達

  • (大学入学共通テスト試行調査の分析と指導上の留意点)生物基礎・生物
    2019年04月01日
    • 理科
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    (大学入学共通テスト試行調査の分析と指導上の留意点)生物基礎・生物

    ニューサポート高校「理科」vol.31(2019年春号)より。[生物基礎]分量は現行センター試験とほぼ同じである。特徴としては,単純な暗記知識で解ける設問が減少した。代わりに会話文や身近な生物の内容の設問が多く出題され,共通テストが目指す方向性が反映されている。読解力を必要とする設問や知識を関連させる設問が多いので,時間内で解答するのはやや厳しいと思われる。[生物]知識を使って解答を導きだす思考力が重視され,単純な暗記知識で解答できる設問は少なか った。複数の分野にわたる総合問題が出題された。また,組み合わせを選ぶ設問で,部分点の設定があるものが見られた。分量は前回のプレテストに比べて減少したが,思考力や文章の読解力を求める設問が多く,現行のセンター試験よりやや難しくなった。

    東進ハイスクール講師 山口学

  • (高等学校学習指導要領 改訂の概要)生物基礎・生物
    2018年10月01日
    • 生物
    • 指導資料
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    (高等学校学習指導要領 改訂の概要)生物基礎・生物

    ニューサポート高校「理科」vol.30(2018年秋号)より。『生物基礎』では,中学校までに学習した内 容を基礎として,『生物』では,中学校理科第 2 分野及び『生物基礎』との関連を図りながら, 「理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもっ て観察,実験を行うことなどを通して,科学的 に探究するために必要な資質・能力を育成する こと」を目標としている。資質・能力について は,知識,技能に加え,探究の過程を通しての 思考力,判断力,表現力等の育成が重視された 改訂になっている。学習指導要領本文でも,こ れまで「理解する」と表現されていたものが, 「○○を見いだして理解する」や「関連付けて 理解する」などに変更になっていることから も,思考力,判断力,表現力等を重視した改訂 であることが窺い知れる。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (特集2:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜)●生物遺伝カウンセリングロールプレイングを通して考える生物の遺伝的多様性
    2020年04月01日
    • 生物
    • 実践事例
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    (特集2:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜)●生物遺伝カウンセリングロールプレイングを通して考える生物の遺伝的多様性

    「ニューサポート高校「理科」vol.33(2020年春号)特集:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜」より。『生物基礎』と比較して『生物』の内容は,分子から生態系まで幅広い内容を扱うことから,探究的な学習をするための時間の確保や環境の整備などの難しさが指摘されており,「主体的・対話的で深い学び」を通して科学的に探究しようとする態度の育成をどのように実現するかが課題となる。このような現状において,生物現象を自分のこととして捉え,生徒の思考力・判断力・表現力を育成することを目的として,本校では遺伝カウンセリングロールプレイングを行っている。

    慶應義塾女子高等学校教諭 内山正登

  • 魅せられて,見せて魅せた動物園・水族館
    2000年07月01日
    • 生物
    • 実践事例
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    魅せられて,見せて魅せた動物園・水族館

    1986年4月,私は都立大崎高等学校に着任した。中学校からの異動だったので,生物の授業では実習のためのテキストを自作しているということに感心したが,上野動物園の見学が含まれているのには,驚いた。動物園といえば子供の頃の思い出しかなかったし,捕らわれた動物を観察して生物の学習になるのか不審に思った。しかし動物園・水族館を知れば知るほど興味深く,1998年3月に退職するまでの間,年々授業の中での比重が増して行った。ここでは,その授業実践について報告する。

    サイエンスライター,元都立小山台高等学校 福田恵

  • プロセススキルを重視した生物課題研究の実践例
    2000年02月01日
    • 生物
    • 実践事例
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    プロセススキルを重視した生物課題研究の実践例

    本校は,名古屋市郊外の西春日井郡に位置する普通科新設高校であり,99%以上の生徒が大学への進学を希望しており,それに応えた充実した進路指導を展開している。生徒は素直であり,時間を有効に使って部活動と学習活動を両立させ,熱心に取り組んでおり,その真面目な彼らから「知的好奇心」「向上心」をさらに引き出すべく,学習指導での様々な模索をしている。

    愛知県立西春高等学校 長谷川省一

  • モジュール式授業に取り組んで ~ 私の生物教育 ~
    2016年06月30日
    • 生物
    • 実践事例
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    モジュール式授業に取り組んで ~ 私の生物教育 ~

    教職について45年になんなんとする。私の教育理念は、「生物を学ぶのにできる子もできない子もいない」という考えだ。自分が夢中で取り組んできた「山口式モジュール教育」をここに紹介したい。

    岩手県立岩谷堂高等学校 山口成実

  • (クローズアップ)教科書の用語のはなし
    2021年04月16日
    • 理科
    • 指導資料
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    (クローズアップ)教科書の用語のはなし

    ニューサポート高校「理科」vol.35(2021年春号)より。新教育課程に対応した教科書が発行されます。先生方の関心事には,生徒に思考させる授業をどのように進めていくか,授業内で評価をどのように行っていくか,といった授業に関することから,教科書の学習内容がどのように変わるのか,また,用語が変わるのかということもあると思います。本号では,それらのうち教科書で使用される用語についてご紹介します。

    東京書籍理科編集部

  • 「生命の連続性」の概念図
    2011年04月25日
    • 理科
    • 指導資料
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    「生命の連続性」の概念図

    東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。小・中・高,学年別に生命の連続性について,児童生徒の発達段階におけるねらいや主な学習活動を簡潔に一覧表にまとめました。

    東京教育研究所

  • (特集2:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜)●物理ICTを活用した教科指導の実践
    2020年04月01日
    • 物理
    • 実践事例
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    (特集2:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜)●物理ICTを活用した教科指導の実践

    「ニューサポート高校「理科」vol.33(2020年春号)特集:授業を変える2〜思考力・判断力・表現力を育む授業〜」より。時代とともに求められている学力が変化し,新学習指導要領でも「思考力・判断力・表現力」を育成する授業が求められている。これらの力を伸ばすためには講義形式の授業だけでなく実験,レポート作成の指導はもちろん,グループ学習や生徒によるプレゼンテーション等,講義形式以外に生徒自身のアウトプットを伴う授業も取り入れることが望ましいが,実際はなかなか難しい。

    朋優学院高等学校教頭 小野間大

  • 高等学校理科指導資料動画サンプル集
    2013年07月01日
    • 物理
    • 化学
    • 生物
    • 地学
    • 指導資料
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    高等学校理科指導資料動画サンプル集

    [2012年度~2016年度使用]高等学校理科基礎シリーズ教科書では,教師用指導資料付属のDVD-ROMに,映像・アニメーション等の動画資料を収録しています。この資料は,動画資料の一部をご覧いただくためのサンプル集です。製品版の動画資料は高精細映像が中心ですが,このサンプル集ではWeb掲載のため,画質を大幅に落としてあります。授業でお使いになる場合は製品版をご利用ください。またこのサンプル集ではMP4形式のデータもご用意しておりますので,スマートフォンやタブレットPC等からもご覧になることができます。製品版ではMP4形式のデータはご用意しておりませんのでご注意ください。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (特集2:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~)[授業実践報告]ポストコロナの教科指導,受験指導
    2020年09月04日
    • 理科
    • 実践事例
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    (特集2:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~)[授業実践報告]ポストコロナの教科指導,受験指導

    『ニューサポート高校「理科」vol.34(2020年秋号)特集:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~』より。昨年度の終わりから今年度にかけ,新型コロナウイルスの流行により,全国的に学校が休校になりました。昨年度の学期の打ち切りやその対応,新年度の休校期間やコロナ対策をしながらの再開など,現場の先生方は大変な苦労をされていると思います。また,教科指導では,授業が満足に行えない状況となり,教科書の進度に遅れが生じていることや,受験を控えている高3生に満足な受験対策を行えないことなど,焦りや不安なども感じていることと思います。しかし一方では,大学入学共通テストは予定通りの日程で実施することが決まり,受験生にとってはさらに大きな不安要素がのしかかることとなりました。本誌では,この状況の中,どのように教科指導,受験指導を進めていけば良いのか,いくつかのモデルケースを提案させていただきます。今後も厳しい状況が続くことが予想されますが,先生方の指導の一助となれば幸いです。

    代々木ゼミナール講師・開智高等学校講師 西村淳矢

  • (巻頭言)新しい時代の理科教育
    2019年09月09日
    • 理科
    • 指導資料
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    (巻頭言)新しい時代の理科教育

    ニューサポート高校「理科」vol.32(2019年秋号)より。新しい時代とは何か。「Society 5.0とも呼ばれる新たな時代の到来が,社会や生活を大きく変えていくとの予測もなされている。また,情報化やグローバル化が進展する社会においては,多様な事象が複雑さを増し,変化の先行きを見通すことが一層難しくなってきている。そうした予測困難な時代」の入り口に,私たちは立っている。

    福井県教育総合研究所 先端教育センター 特別研究員 川角博

  • (特集2:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~)[授業実践報告]物理におけるオンライン授業の取り組み
    2020年09月04日
    • 物理
    • 実践事例
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    (特集2:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~)[授業実践報告]物理におけるオンライン授業の取り組み

    『ニューサポート高校「理科」vol.34(2020年秋号)特集:授業を変える3~コロナ禍をどう乗り越えるか~』より。 私が勤務をしている共立女子中学高等学校は,全生徒数が約2000名で,教員数が非常勤講師を含めて約160名の,東京では1番規模の大きい完全中高一貫女子校である。3月初めに新型コロナウイルス感染症の影響で休校になり,各教科でオンライン授業の準備を進め,4月からオンライン授業の取り組みが始まった。前年度から今年度にかけて全生徒が一人一台のタブレット端末を持つ予定であったが,休校に入ってしまった関係で,持っている学年(中2・高2・3)とそうでない学年(中1・中3・高1)が混在した。そのため教材配信のプラットフォーム選び等,学校統一の方針が取りにくく,また中には通信機器を持ち合わせていない生徒もいるなど,各家庭の通信環境の差も大きな壁となった。私は ICT担当業務をしていたこともあり,毎日のように出勤し,生徒端末の不具合の電話対応や教員へのICTサポートに追われる中,自身のオンライン授業の作成に取り組んだ。決してICTに精通しているわけではないが,新型コロナウイルス感染症の第二波・第三波に備えて,現場目線で参考になることを,まとめてご紹介したい。

    共立女子中学高等学校教諭 桑子研

  • (特集:次期学習指導要領にむけて)高等学校理科の展望
    2017年04月01日
    • 理科
    • 指導資料
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    (特集:次期学習指導要領にむけて)高等学校理科の展望

    ニューサポート高校「理科」vol.27(2017年春号)より。「次期学習指導要領改訂のターゲットは高等学校」「次期学習指導要領改訂の方向性」「具体的な例」について述べる。

    岐阜聖徳学園大学教育学部理科専修教授 寺田 光宏

  • (特集:次期学習指導要領にむけて)ICTを活用した授業設計
    2017年04月01日
    • 理科
    • 指導資料
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    (特集:次期学習指導要領にむけて)ICTを活用した授業設計

    ニューサポート高校「理科」vol.27(2017年春号)より。「理科学習における高校生の理解」「理科におけるICTの特徴と授業への導入」「アクティブラーニングに有効なICTの活用」について述べる。

    名古屋学院大学スポーツ健康学部教授 吉田 淳

  • (大学入試トピックス)平成29年度 大学入試センター試験概要
    2017年04月01日
    • 理科
    • 指導資料
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    (大学入試トピックス)平成29年度 大学入試センター試験概要

    ニューサポート高校「理科」vol.27(2017年春号)より。センター試験の概要が大学入試センターから「実施結果の概要」として公表されましたので,簡単に紹介したいと思います。

    東京書籍編集部

  • (クローズアップ)再確認! 新課程の「観点別学習状況の評価」
    2021年09月01日
    • 理科
    • 指導資料
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    (クローズアップ)再確認! 新課程の「観点別学習状況の評価」

    ニューサポート高校「理科」vol.36(2021年秋号)より。高等学校では、令和4年度より年次進行で改訂された学習指導要領が始まる。今回の改訂で、生徒の学習評価については、指導要録等に観点別学習状況の評価や評定が記載されることになった。そこで、観点別学習状況の評価について概略をみていこうを思う。

    東京書籍理科編集部

  • [高校理科]これからの大学入試の動向
    2018年04月12日
    • 理科
    • 指導資料
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    [高校理科]これからの大学入試の動向

    大学入試は多様化しており,複雑なシステムと感じるかもしれません。特に,2021年1月から「センター試験」にかわり,「大学入学共通テスト」が導入されることが文部科学省から発表されています。ここでは,大学入試全体,さらには高校教育,大学教育を含めた改革の概要などを確認します。

    東京書籍(株) 編集局理科編集部

  • (巻頭言)これからの大学入試で求められる力― 兵庫教育大学の三つの入試を例に ―
    2021年04月16日
    • 地歴・公民・地図
    • 指導資料
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    (巻頭言)これからの大学入試で求められる力― 兵庫教育大学の三つの入試を例に ―

    ニューサポート高校「社会」vol.35(2021年春号)より。COVID-19パンデミックで,これまでノーマルだったことがそうでなくなり,新しい枠組みに対応できる力,そして,できなくなったことではなく,今できることは何かを考えるようなメンタリティが改めて問われています。大学教育も遠隔・オンラインと対面指導のハイブリッド化が一気に促進され,さらに決められた時間に授業を受けるという学び方だけではなく,オンデマンドで提供される学習材を用いて,自ら計画的に時間設定して学ぶこととの組み合わせが可能となる学び方が一層拡充されるでしょう。そのような変化の中で,将来教員として活躍する人を養成する大学が,どんな力を入学試験で求めるのかについて考えたいと思います。

    兵庫教育大学理事・副学長 吉水 裕也

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第1回 「学習意欲」
    2009年01月20日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第1回 「学習意欲」

    いい成績を取る学生は,勉強が楽しいのだろうか。当たり前のような問いだが,実は逆だという。世界の小学4年生と中学2年生を対象にした,国際数学・理科教育動向調査の結果が報告された。朝日新聞の分析によると,成績がいい国の学生ほど,勉強がつまらないと思っているようだ

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第34回「講演」
    2011年11月17日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第34回「講演」

    友人の誘いで予備校で講演をする機会をもらった。現在こだわっている研究の一端を伝えてくれ,内容を予備校生が分かるレベルに落とすのではなく,こだわりをわかりやすく,という注文だった。(本文より)

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第5回 「目の届かぬところ」
    2009年05月14日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第5回 「目の届かぬところ」

    プリントアウトやコピーをして読んだ論文は,ナンバリングして保存してある。要旨を電子ファイルにまとめて目次を作っているので,検索できるようになっている。たとえば,ドブソンが書いた論文にこういうことが書かれていたなと思い出すと,Dobsonと打ち込み,出てくる論文の番号を見つけて,引き出しの中から論文を取り出す。事務机の両側の引き出しと,本棚の下の引き出しの3箇所に整理されている。2,000本くらいある。これがいわば外部記憶装置になっている。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第3回 「卒業論文」
    2009年03月01日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第3回 「卒業論文」

    大学生が卒業論文を書くのは大変だろうが,読む側もけっこう大変である。今年は卒論4つである。締め切りの2ヶ月前には催促をはじめたが,ギリギリまで提出しないのも知っていた。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第25回「試験監督の気持ち」
    2011年01月25日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第25回「試験監督の気持ち」

    センター試験が終わり,大学にもホッとした空気が流れている。センター試験は高校や予備校にとっても大イベントだが,試験会場になる大学にとっても同じである。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第70回「論文の評価」
    2014年11月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第70回「論文の評価」

    被引用回数のトップ100の論文がNature誌に発表された(1)。なかなか見応えのあるリストで,研究者の間でも話題になっている。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第11回 「勉強と研究」
    2009年11月19日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第11回 「勉強と研究」

    また研究室に卒業研究生が配属される季節である。大学3年生が,期待と不安を半々にした顔で研究室に見学にやってきている。研究室ごとに定員があり,私の研究室には毎年3名が配属される。筑波大学応用理工学類はカリキュラムがかなり厳しいので,半分以上をAの成績でそろえてきた学生は,勉強ができるだけではなく集中力や瞬発力がある。バイトとサークルにかまけていたが留年せずにあがってきた学生も要領がいい。いずれも見所があるが,研究室に配属されたあとどこまで伸びてくれるのかは未知である。研究成果をあげるには,小学校からずっとやってきた勉強とは違う能力が必要になるからだ。

    筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第121回 研究チームの人数は多い方がいい?
    2019年02月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第121回 研究チームの人数は多い方がいい?

    現代の科学は参画する研究者の数が多くなる傾向がある。それでは,研究の規模は研究の質にどのような影響を及ぼすのだろうか? 2月号ネイチャー誌に興味深い論文が報告されていたので紹介したい(1)。要約すると,大きな研究チームは旬の話題を発展させたものが多く,それだけ注目が集まりやすい。一方,小さな研究チームのテーマは革新的な成果につながりやすいのだという。つまり,大型の予算が必要になる大規模なテーマも,ひとりで試しにやってみるようなテーマも,いずれも科学の発展には不可欠なのである。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • (巻頭言)理工系女性を増やす取組「女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト」
    2019年04月01日
    • 数学
    • エッセイ
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    (巻頭言)理工系女性を増やす取組「女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト」

    ニューサポート高校「数学」vol.31(2019年春号)より。理工系の女性が少ないということが話題になり始めてから,随分経ったように思う。様々な取り組みが行 われ,少しずつ,女性研究者や技術者の割合は増えて いるものの,研究者に占める割合は15.3%(2016 年)であり,諸外国と比べても低いままである。また,女性研究者の候補者である理工系女子大学生の割合は理学部で27.0%,工学部で14.0%(2016年)でしかな い。

    中央大学理工学部情報工学科教授 今井桂子

  • 連載コラム「かがくのおと」第84回「卒論と読み書き」
    2016年01月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第84回「卒論と読み書き」

    卒業論文の季節である。これだけ長い文章をはじめて書くという人も多い。最初はどうしても「pHメーターを用いて測定を行った」などと力こぶが入るが,やがて,「pHを測定した」と端的に書けるようになれば,書くことが考える道具になっていく。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第71回「日常の科学」
    2014年12月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第71回「日常の科学」

    寺田寅彦(1878年-1935年)は敬愛する科学者の一人である。「科学というものは結局言葉であり文章である」と言うように,論理や数式だけに頼らず「言葉」を思考の道具にするところに魅力がある。当たり前のことを観察し,鋭敏に言語化できる。例えば,絵の描き方についてこんなふうに説明する。科学者はふつう,こうは言えないものだ。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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