教科書の単元から資料を探すページです。
円に内接する四角形ABCDの対角線AC,BDは四角形ABCDを4つの三角形に分割する。対角線AC,BDの交点をOとするとき,この4つの三角形AOB,BOC,COD,DOAの内接円の中心,つまり内心をそれぞれI,J,K,Lとし,直線IKと辺AB,CDの交点をそれぞれP,R,直線JLと辺BC,DAの交点をそれぞれQ,Sとすると,点P,Q,R,Sは辺AB,BC,CD,DAをどのような比に内分するのであろうか。AB=a,BC=b,CD=c,DA=dとするとき,AP:PB, BQ:QC,CR:RD,DS:SA,を辺の長さa, b, c, dを用いて表してみることにする。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
拙稿『円に内接する四角形の2本の対角線と辺の作る4つの三角形の内心について~向かい合う2つの内心を通る直線は辺をどのような比に内分するか~』において,円に内接する四角形ABCD(AB=a, BC=b,CD=c,DA=d)の対角線AC,BDの交点を とするとき,4つの三角形AOB,BOC,COD,DOAの内心I,J,K,L,直線IKと辺AB,CDの交点P, R,直線P, R,直線JL,PR,直線JLと辺BC,DAの交点Q,Sに対し,AP:PB=d:b,BQ:QC=a:c,CR:RD=b:d,DS:SA=c:aであることを証明した。本稿ではこの結果を利用して,①PI:IO=RK:KO,QJ=JO=SL:LOであること,②円に内接する四角形の2本の対角線と辺の作る4つの三角形の面積比,③ ②とブラマグプタの公式から円に内接する四角形の2本の対角線と辺の作る4つの三角形の面積について考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
数学Aで大小2つの円について,その位置関係,つまり小円が大円の内部にある,内接する,交わる,外接する,離れているという5つの状態を2円の半径と中心間の距離を使って分類する。それは2円の共通接線の個数分類に対応している。さて,2円が交わるときには,①中心間の距離,②2交点間の距離,③共通接線の接点間の距離,すなわち共通接線の長さという3つの距離が考えられる。本稿では,中心間の距離と2円の半径の間にどのような関係があるとき,2交点間の距離と共通接線の長さが等しくなるのかについて考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
円に内接する四角形(以後,内接四角形)については,4辺の長さが与えられていると,内角の大きさがわからなくても向かい合う角の和が180°であることと余弦定理を利用して対角線の長さを求めることができる。また,その結果から内角の余弦の値,正弦の値も求められるから,対角線で分割された2つの三角形の面積,ひいては内接四角形の面積が求められる。本稿では,具体的な例を通じて,これらの三角形の内接円の半径に潜む関係を見出してみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
2つの円の位置関係は5つある。その中に「外接」,「内接」があり,残りの3つの関係:互いに外部にある,2点で交わる,一方が他方を含むという関係を分ける特徴的な状態となっていて,外接する条件,内接する条件は2円の半径と2円の中心間の距離についての等式(他は不等式)で表される。 本稿では,1つの円に内接する3つの円(うち2つは半径が等しい)が外接するとき,半径と中心間の距離の関係(等式)について考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
《 Seeing is believing(百聞は一見に如かず)》という諺があるが,数学ではある意味《 Seeing is understanding(見ればわかる)》ということが往々にしてある。正式な証明ではないが,いわば視覚的な関係的理解である。本稿では,円周角の定理や接弦定理の証明において,図を見てその証明の本質やその流れが理解できるようになる授業について考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
数学Aで「接弦定理(接線と弦のつくる角の定理)」を扱う。これは,「円の接線とその接点を通る弦のつくる角は,その角の内部にある弧に対する円周角に等しい」というものである。もちろん,これは平面上のことであるが,空間内で考えて拡張するとどうなるだろうか。本稿では,空間バージョンの接弦定理について考察してみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
本サイト掲載「和算を題材にした数学の話題」(五十嵐英男先生)で,和算に関する40年前の東大の入試問題が取り上げられていた。それは,円壱の半径を1とするとき,円弐,円参,円四の半径を求める問題である。拙稿「『和算を題材にした数学の話題』での提起問題に答える~円四の半径について~」で,円四の半径までは求めた。すると、その次の「円五の半径」を求めてみようとするのは至極当然な流れであろう。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
新学習指導要領では「課題学習」が新規に導入される。数学Aではどのようなことが課題学習として考えられるか,平面図形の作図をテーマに考察してみた。
山口県立岩国高等学校 西元教善
(新旧の指導医要領では数学Aの「平面図形」について)「理解」を深める姿勢は同じであるが,「処理」が「活用」に変化し,数学活動の積極性を求めるようになった。また,「(関係的に)わかって,できる」ことから「(関係的,論理的,記述的に)わかって,できて,使える」ことへと質的向上を図っている。また,大きな違い(私にとって)は,「証明」を重視,意識していることである。「関係的理解」は必ずしも「論理的理解」や「記述的理解」とは限らず,厳密な論理-数学的な理解や記述まで要求されないことがある。新学習指導要領では「証明」を強く意識することで,それを要求しているように思われる。
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
本稿は「方べきの定理」における「方べき」の意味や、球について「方べきの定理」を考えたらどうなるかについての生徒の理解を確認する指導に関する考察である。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/downloadfr1/htm/cms68851.htm
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
「よくわかる! 小・中・高 算数・数学のつながり」(2013年10月発行)より。教科書から抜粋した紙面を通して「どの学年で」「どんな内容を」「どのように学んでいるか」が概観できるようになっております。学習内容のつながりや扱いなどの概要の説明,学習段階・学習内容の一覧,学習内容に関する教科書紙面,学習内容に関する留意点(児童,生徒の実態,取り扱い上の配慮)などで構成。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
3時間半の中で1題40点の設問を合計5題解く(200点満点)という形式になっている北海道高等学校数学コンテストの問題の中の1つ。
北海道算数数学教育会高校部会代数解析研究会