教科書の単元から資料を探すページです。
拙稿『楽しく「散布図」と「相関係数」を学習する~プロ野球セ・パ両リーグの打撃部門の相関関係の比較~』では,2017年度のセ・パ両リーグで規定打席に達したそれぞれ27名の選手の安打,四球,三振,本塁打,打点の5部門について,そのうちの2つの部門の散布図や相関係数を求めて,セ・リーグとパ・リーグを比較してみた。その中で楽しみながら散布図や相関係数の理解を深めることを狙いとしたのであるが,今回は投手部門で考察してみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
ニューサポート高校「数学」vol.36(2021年秋号)より。いわゆる「統計的仮説検定」に関係することではあるが、現場でご指導されている先生方と意見交換をした際にも、「これまで触れたことがない内容でどう教えればよいかわからない」、「数学Bの内容とは何が違うのか」などのお話を耳にする。現行の教科書では統計的仮説検定には触れてはいないが、以前の教科書を探すと、取り扱っているときもあるが、それらは新課程での数学Bで取り扱っている確率分布を利用したものであり、数学Ⅰの段階で確率分布を使わずにどう教えればよいかの悩みは出てくると思われる。ここでは、このような状況下で、数学Ⅰにおける「仮説検定の考え方」をどのように考えればよいかについて述べる。
実践女子大学教授 竹内光悦
ニューサポート高校「数学」vol.36(2021年秋号)より。2022年度入学生から年次進行で実施される高等学校学習指導要領数学における統計的探究プロセスの充実は自然な帰結です。また、内容・方法面の一つの特徴として仮説検定の考え方を数学Ⅰで扱うことも注目に値します。数学Bで扱う仮説検定では、不確実な事象に対し設定した帰無仮説と対立仮説に対して、標本データをもとに二項分布をはじめとする確率分布から統計量を算出します。そして、事前に設定した有意水準に基づく統計量から帰無仮説の棄却を判定します。これに対してインフォーマルな統計的推測では、確率分布のかわりに実験やシミュレーションソフトを通して得た観測データから統計量を求め、帰無仮説の棄却を判定します。本稿では、この仮説検定の考え方を扱う授業実践の構想・実践を報告します。
東京都立工芸高等学校教諭 上田凜太郎
入試対策をしていると,その単元を授業で教えていた時にもっと入試に役立つようなことをしっかり教えておけばよかったと反省することがある。特に「データと分析」については,30数年間数学の教員をしているが,初めて教えている内容なので,どうしても他分野に比べると指導が手薄であったと,入試対策時には思ってしまう。しかし,生徒の気合も入るこの時期ならば効率よく,しっかりと吸収してもらえるのではないかと思う。 さまざまな問題(マーク式模試,入試対策用のマーク式問題等)から教えられることは多い。と同時に指導の至らなさを痛感し,今後に活かすためにもセンター試験前に教えておきたいことをまとめてみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
ニューサポート高校「数学」vol.20(2014年春号)より。新しい内容である「データの分析」についても,その指導を経験された方が多くなりましたが,その経験談をここに掲載します。これから初めて指導される方などの参考にしていただければ幸いです。
福島県立梁川高等学校 齋藤賢一郎
平成24年度から数Ⅰに入ってくる「データの分析」について、教える際に意識すべきことと流れ図を示し、その内容を詳述して指導方法の一案を示している。
埼玉県立浦和東高等学校教諭 石橋信夫
平成24-27(2012-2015)年度用中学校「新しい数学」に対応。本書は,新設された「資料の活用」領域のご指導にあたって,背景としておさえておきたい統計学の基礎について,具体例を交えてわかりやすくまとめたものです。小・中・高のつながりにも配慮して書かれていますので,学校で学ぶ統計の内容を概観することができます。
東京書籍(株) 数学編集部
数学Ⅰの「データの分析」で平均値・標準偏差等を学ぶが、数学が苦手な生徒は標準偏差の定義やその意味を十分に理解し切れずにいる。本稿では、数学が苦手な生徒向けの「偏差値」を題材にした「偏差・標準偏差」指導案の1つを提案したい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
「センター試験『高校数学』過去問題集(2007年6月作成)」より。2006年本試験(数学II・B)第5問[1](1)~(4)[2](1)(2)。この資料全体は,東京書籍「数学B」(2008-2013年度用)の教科書の目次に準拠して,2000年から2007年までのセンター試験問題の小問を分類したものです。この問題は,そのなかの1小問です。データは問題と解答を記載。授業の後,まとめとしての演習問題などでご利用いただけます。
東京書籍(株) 数学編集部
「センター試験『高校数学』過去問題集(2007年6月作成)」より。2007年本試験(数学II・B)第5問。この資料全体は,東京書籍「数学B」(2008-2013年度用)の教科書の目次に準拠して,2000年から2007年までのセンター試験問題の小問を分類したものです。この問題は,そのなかの1小問です。データは問題と解答を記載。授業の後,まとめとしての演習問題などでご利用いただけます。
東京書籍(株) 数学編集部
ニューサポート高校「数学」vol.20(2014年春号)より。2013年11月に大学入試センターより平成27(2015)年度からのセンター試験(新課程対応)の試作問題が公表されました。ここでは数学Ⅰ「データの分析」の内容を紹介します。
東京書籍高校数学編集部
センター試験数学過去問題集。2009年度追試験(数学ⅡB) 第5問この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) TEN管理課
センター試験数学過去問題集。2010年度本試験(数学ⅡB) 第5問この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) TEN管理課
センター試験数学過去問題集。2011年度本試験(数学ⅡB) 第5問この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) TEN管理課
センター試験数学過去問題集。2012年度本試験(数学ⅡB) 第5問この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2010年度追試験(数学ⅡB) 第5問この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2011年度追試験(数学ⅡB)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2013年度本試験(数学ⅡB)第5問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
数学Iの「データの分析」と数学Aの「図形の性質」のワークシートです。表やグラフがすでに記載してありますので,空欄部分を埋めれば,弊社発行の教科書の内容を一通り学習することができます。印刷して生徒に配り,教科書と併用してお使いください。・「データの分析」はワークシートとともに使うと効果的な授業用プレゼンテーションを用意しました。
東京書籍(株) 数学編集部
ニューサポート高校「数学」vol.36(2021年秋号)より。高等学校数学の新学習指導要領では、統計教育の充実が謳われている。これまで多くの高校で行われていた、代表値を求める、分散を求める、相関係数を求めるといった計算に終始するのではなく、データから何が読み取れるか、データをどのように解釈するかということに力点が置かれている。私は学部生時代から統計学に興味を持ち、これを専門的に学んだ。さらに大学院の修士論文のテーマとして、統計データを用いた数理科学的意思決定問題を取り上げ、研究を行った。これらの経験を経て、高校数学を教える今、統計という分野を単なる計算問題として扱って欲しくないという思いが強い。
北海道網走桂陽高等学校教諭 阿部卓朗