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311 倫理4 アリストテレス

指導資料

  • アリストテレス(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
    • 指導資料
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    アリストテレス(生物学者)

    アリストテレス (Aristoteles),ギリシャ,前384-前322,科学者人物誌―生物。日本ではアリストテレスといえば,ギリシアの哲学者だと思っている人が多い。その上に動物学の始祖でもあることを知っていれば,大したものである。高校の生物の教科書でも年表に名が出てくるだけであるし,大学の教科書にはその名さえ出ていないであろう。ところが,現在のアリストテレス全集の全体の5分の1は動物学関係のものであって,ヨーロッパやアメリカでは,哲学だけでなく生物学の研究者も,アリストテレスの著書を結構よく読んでいるのである。これは,ヨーロッパの生物学者が,昔から自分たちの学問の源は結局アリストテレスだということをよく知っているからであり,また日本で関心が薄いのは,日本の生物学が明治時代にヨーロッパやアメリカから導入されたときが,ちょうど進化論の全盛時代だったので,西洋の生物学に追いつくには,ダーウィン以後をものにすればよいということであったのであろう。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

問題・テスト資料

プリント資料

  • [2015倫理ITサブノート]アリストテレスの思想・ヘレニズム時代の思想
    2015年07月06日
    • 授業プリント・ワークシート
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    [2015倫理ITサブノート]アリストテレスの思想・ヘレニズム時代の思想

    2015年度版「倫理」 IT 授業サブ・ノート(新課程『倫理』[2東書・倫理306]に対応)より。形相/質料/最高善/知性的徳/倫理的徳/中庸/正義/友愛(フィリア),エピクロス/アタラクシア/ストア/アパテイアなどを中心に扱います。(教科書p.33-36,p.36-37)(初版2013年6月,第2版2014年6月,2015年度版2015年7月)

    福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第55回「論文・詩歌・随筆」
    2013年08月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第55回「論文・詩歌・随筆」

    この夏休み,研究室の学生たちと毎朝集まって,明治と日本人をテーマに30分ほど共読している。今流行の「朝活」のようなものだ。岡倉天心の『茶の本』を一人一段落ずつ順番に音読していき,お盆休みまでに読み終えた。茶の湯の世界は,人生のごく些少な出来事に偉大さを考えさせ,完全そのものよりも完全を求める過程に重きをおく。「故意に何かを未完のままにしておいて,想像力の働きにゆだねて完全なものにしようとする」という。実にすばらしい。説明を尽くさないからこそ,伝わるものがある。これぞ日本である。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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