教科書の単元から資料を探すページです。
高校生を対象としていますが、もう一度歴史を学んでみよう、ちょっと世界史を覗いてみたいという方にも役立つ高校社会科の資料です。「より知りたい」と思う生徒が「しっかり」学びうるよう内容の充実をはかり、topicsに「資料」や「コラム」的なものを配して、興味関心を喚起することに努めています。
北海道立命館慶祥高等学校教諭 斎藤忠和
アメリカ合衆国はその歴史的成り立ちから移民国家で、多民族国家であることは良く知られています。その多様な民族的背景をもつ国民を国家として統合しているのがアメリカ建国の理念、つまり、アメリカ文化と言えます。本稿では、アメリカ文化を「アメリカ人に共通する集団の価値観」と捉え、合衆国紋章を通してアメリカ建国の理念をワークシート形式で学びます。同時に、ギアツ (Geertz) が提唱する「象徴と意味の体系としての文化」という、解釈人類学の視点よりこの紋章を意味づけたいと思います。
兵庫県立伊川谷高等学校 大西博人
高校生を対象として,授業の中身を豊かなものにする読み物,文も平易に記述してあります。アメリカ先住民がインディアン(アングロ・アメリカ)・インディオ(ラテン・アメリカ)と呼称されるようになったのは、コロンブスがアメリカ大陸をインドと間違えて、インド人と呼んだからである。今は、Native Americanとかアメリカ先住民と呼んだ方がいいと言われているが、ここでは便 宜上インディアンと書く。
名古屋市立向陽高等学校 野田隆稔
「つくる世界史」より。世界史の授業でご使用いただける穴埋め形式のプリントです。生徒に出す課題プリントとしてもご利用いただけます。
大谷高等学校 熊木哲
フランクリン(物理学者)東京書籍作成2004年5月Benjamin Franklinアメリカ,1706-1790科学者人物誌―物理フランクリンは,その経歴を印刷工として始め,植民地時代から独立国家へと発展していく時代のアメリカで,自分のまわりで必要と思われるさまざまな公益事業を実行に移し,最終的にアメリカを独立へと導いた中心的人物である。またアメリカの知的成熟にも大きく貢献し,「建国の父」とも呼ばれている。フランクリンは,異母兄弟あわせて17人兄弟の15番目としてボストンに生まれた。父親は蝋燭屋を営んでいた。12歳のときに兄の印刷所を手伝うようになり,そこで印刷業についてのさまざまな知識を学ぶとともに,文筆活動についても独自の訓練をおこなった。17歳になると兄との不和からフィラデルフィアに移り,その地で印刷工として働き始めた。その後,独立に必要な印刷機の買い入れなどのためにロンドンに一年半滞在する。そして帰国後,24歳で独立し,印刷所を始めた。当時の印刷所は,客から依頼された印刷物の作製のほかに,独自で新聞の発行などもおこなっていた。フランクリンも,従来の新聞に比べて質を向上させて独自の批評なども掲載した『ペンシルヴェニア・ガゼット』や,倹約勤勉の処世術にさまざまな皮肉やユーモアを織り交ぜた『貧しいリチャードの暦』を発行して好評を博し,とくに後者の評判は国外にまで及んだ。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司
世界史A・一問一答問題集より。それぞれのファイルは,問題1ページ,解答1ページの2ページ構成になっています。ご指導の中でご活用ください。[キーワード]ハイティ クリオーリョ シモン・ボリバル イギリス フロンティア モンロー宣言 オーストリア ムハンマド・アリー ワッハーブ派の運動 ギリシア オランダ セイロン島 シンガポール イギリス東インド会社 綿花
東京書籍(株) 社会編集部
世界史A・一問一答問題集より。それぞれのファイルは,問題1ページ,解答1ページの2ページ構成になっています。ご指導の中でご活用ください。[キーワード]啓蒙思想 ルソー フレンチ・インディアン戦争(七年戦争) 代表なくして課税なし ボストン茶会事件 ワシントン アメリカ独立宣言 ジェファソン パリ条約 三権分立 アンシャン・レジーム(旧体制) 国民議会 バスティーユ牢獄襲撃 封建的諸権利の廃止 人権宣言 立法議会 ジロンド派 国民公会
東京書籍(株) 社会編集部