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[単元名]運動とエネルギー/[本時のねらい]/① 力学的エネルギーが電気エネルギーや光・熱のエネルギーに移り変わることを実験できる。② エネルギーが移り変わるとき,その総量は保存されるが,利用できるエネルギーは全てではないことを実験結果から見出すことができる。
東京都世田谷区立砧南中学校 大久保秀樹
東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。第3学年の「様々なエネルギーとその変換」では,エネルギーに関する観察,実験を通して,日常生活や社会では様々なエネルギーの変換を利用していることを理解することが求められる。ここでは,これらの学習と関連を図りながらエネルギー変換に関する観察,実験を行い,日常生活や社会では様々なエネルギーを変換して利用していることを,エネルギーの保存や利用する際のエネルギーの効率と関連させながら理解させることがねらいである。
東京教育研究所
東書教育シリーズ中学校理科「身近な材料を利用したおもしろい観察・実験」1989年発行より。これは演示というよりは全員にがんばってもらったほうがよい。仕事や仕事率は,ふつうの実験室での滑車でおもりを引き上げたり,木片を床上で引っぱる実験では定着しない。この実験では一発である。
東京書籍(株) 理科編集部
東書教育シリーズ中学校理科「身近な材料を利用したおもしろい観察・実験」1989年発行より。エネルギーの学習では,エネルギーの移り変わりを学ぶ。たとえば,力学的エネルギーが電気的エネルギーや熱のエネルギーなどに移り変わるという学習も必要であるが,1つの物体から他の物体に移るということもたいせつである。
東京書籍(株) 理科編集部
中学校理科「授業に活力!! 生徒をひきつける実験事例集」2006年10月作成より。平成18-23(2006-2011)年度用教科書「新編新しい科学」1分野下 6エネルギー 第1章 いろいろなエネルギー に対応。生徒に大人気!遊びながら力学的な学習体験ができるジェットコースターモデルは,「力学的エネルギー」の実験を楽しくさせる教材である。
東京書籍(株) 理科編集部
授業ですぐに使える「主体的・対話的で深い学び」実践例―教科書を使った指導の工夫―(2017年10月)より。(単元3 運動とエネルギー)これまでに学んだ電気エネルギー,化学エネルギー,力学 的エネルギーについて思い出し,他に熱,音,光のエネルギー などがあることを教科書の写真を見て気付き,それらがどの ように移り変わっていくかを考えることができる。
東京書籍(株) 理科編集部
【物理アイデアカード】 熱と仕事・演示実験・生徒実験。仕事をすると熱が発生することを,印象的に示す。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
エネルギーとは、ものを動かしたり変形させたりするなどの、物体が持っている「物理的な仕事をすることのできる能力」のことをいいます。両手で押し曲げられた直定規は、片手を離すとその前にある消しゴムを飛ばすことができます。この曲げられた直定規は(弾性)エネルギーを持っているといえます。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
【物理アイデアカード】 仕事の原理・仮説実験。引っ張る力が1/2になれば,たぐるロープの長さは2倍となり,仕事の原理が成り立っていることを理解させる。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
【物理アイデアカード】 力学的エネルギー・演示実験・仮説実験。(1)重力による位置エネルギーが,基準面からの高さと質量とにより決まることを定性的に示す。(2)力学的エネルギー保存則について,パズル形式で問題を考えさせながら興味深く演示できる。(3)エネルギー保存則の検証実験としてあざやかな結果が得られるので,生徒に人気がある。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
斜面や動滑車などの道具を使うと,重い物体でも小さな力で物体を引き上げることができます。しかし,力は小さくてすみますが,物体を動かす距離は長くなってしまうので,仕事の量は変わりません。これを仕事の原理といいます。①定滑車を使う方法で,質量0.5kgの力学台車を鉛直方向に0.1m引き上げた場合の実験です。
東京書籍(株) 理科編集部
理科の学習は,観察・実験を基軸に行うことは言うまでもないが,その観察・実験は,「探究的」な観察・実験であるべきである。そこで,探究的な実験にするために,少しの工夫で,一般的な実験器具を使う標準的な実験を,規則性を発見したり課題を解決したりするように方向付けることができる工夫例を紹介する。
墨田区立向島中学校主幹教諭 大久保秀樹
東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。今回の学習指導要領の改訂では,科学的な概念の理解など基礎的・基本的な知識・技能の定着を図るために,「エネルギー」,「粒子」,「生命」,「地球」を柱に,小・中学校の内容の系統性が重視された。こうした新しい学習指導要領理科の考え方の中で,本研究では「エネルギー」に関する指導の在り方を追究していくことを目的とした。
淑徳大学国際コミュニケーション学部教授 加藤尚裕
東研研究報告「理科教育の充実に向けて -小・中の系統性(粒子・生命・エネルギー)を踏まえた指導の研究-」(東京教育研究所2011年4月発行)より。「エネルギーの変換と保存」といった科学の基本的な見方や概念で現象をとらえるメリットは何なのであろうか。それは,一見異なるさまざまな現象を「エネルギーの変換と保存」という見方でとらえることにより,現象間のつながりを見つけることができることである。
東京教育研究所
中学校理科「授業に活力!! 生徒をひきつける実験事例集」2006年10月作成より。平成18-23(2006-2011)年度用教科書「新編新しい科学」1分野下 5運動と力 第2章 運動と力 に対応。ミニホバークラフトを作成し,空気を出しているときと出していないときの運動のようすを観察させ,摩擦力の大小による運動のちがいを実感させたい。
東京書籍(株) 理科編集部
2001(平成13)年度作成のテスト問題例。(1ページ目が問題,2ページ目に解答・解説で構成)[キーワード]1本のバットを水平になるようにひもでつる。てこ,支点,力のつり合い。
東京書籍(株) 理科編集部
2001(平成13)年度作成のテスト問題例。(1ページ目が問題,2ページ目に解答・解説で構成)[キーワード]実験:図1のように球をB点からA点まで,斜面にそって 1.0m手で押し上げたそのあと,A点で球から手をはなしたところ,球はB点,C点,D点,E点を通過し,クッションに当たったあと止まった。位置エネルギー,運動エネルギー。
東京書籍(株) 理科編集部
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部
「中学校理科ワークシート(授業指導案付き)~思考・判断・表現の指導と評価をふまえて~」2013年10月作成より。位置エネルギーから電気エネルギーへ変換する実験を通して,エネルギーの変換の前後でエネルギーの総量は保存しながらも,一部のエネルギーの損失があることを見いだすことができる。
教科書「新しい科学」編集委員・群馬大学教育学部教授 小池啓一
「中学校理科ワークシート(授業指導案付き)~思考・判断・表現の指導と評価をふまえて~」2011年12月作成より。小球を木片に衝突させる実験を通して、物体が高い位置にあるほど、また、質量が大きいほど、大きなエネルギーをもっていることを見いだすことができる。学習指導案とワークシート。
教科書「新しい科学」編集委員・群馬大学教育学部教授 小池啓一
東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和47年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。ランフォード(アメリカ,1753~1814年)は熱が物質でないことを示す実験をおこなった。彼は,同じ質量で,同じ温度の水銀と水を入れた2つのフラスコをてんびんでつりあわせておいてから,両ほうの温度を下げた。水は水銀より比熱が大きいから,水銀よりはるかに多量の熱を放出したにもかかわらずてんびんのつりあいは変わらなかった。彼はこのような実験をくりかえしおこなって温度が変わっても質量が変わらないことを確かめた。
東京書籍(株) 理科編集部
「新編 新しい科学」教科書3年3 運動とエネルギー 3章 エネルギーと仕事教科書「新編 新しい科学」に即した内容で,本稿は、「滑車を使うときの仕事」についてのワークシートの紹介である。
東京都世田谷区立砧南中学校 大久保秀樹
「中学校理科ワークシート(授業指導案付き)~思考・判断・表現の指導と評価をふまえて~」2012年3月作成より。滑車やてこを使った仕事に関する実験を通して,仕事の原理が成り立っていることを見いだすことができる。
教科書「新しい科学」編集委員・群馬大学教育学部教授 小池啓一
ジェイムズ ワット(物理学者)東京書籍作成James Wattスコットランド,1736-1819科学者人物誌―物理東京書籍2003年2月作成ワットはスコットランドのグリーノックに生まれた。繊細で勉強を好んだといわれる。祖父は測量術・航海術を教えており,父親は船大工をしながら船具を売る店を経営していた。ワットは学校で古典語などを学びながら,父親の仕事場で手仕事についても学んでいった。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司
上野の国立科学博物館に息子と行ってみた。入ってすぐにあるらせん階段の地下一階に,直径23センチの鉄球が天井からワイヤでぶら下げられていて,静かに反復運動をしていたのだが,この動きにすっかり見とれてしまった。これは地球の自転を証明した「フーコーの振り子」とよばれる有名な実験の再現である。周期はヒモの長さのルートに比例するから,毛糸に五円玉をぶら下げた催眠術に使うくらいの振り子と比べると,ヒモの長さが100倍,周期は10倍ほども違う。だから,かなりゆっくりとした動きに感じられる。神々しいと言ってもいい優雅な動きだった。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎