教科書の単元から資料を探すページです。
【東書教育シリーズ】教えて! これからのICT活用術! ~紙とICTとを最適に組み合わせた学びのために~(2022年10月)より。「Google Jamboard」(生徒どうしが共有で使えるホワイトボードのようなもの)を利用して、生徒どうしの意見をリアルタイムに共有させる取り組みを行いました。2022年4月に、所属校の第2学年の生徒を対象にして授業を実践しました。授業の内容は、『新しい科学2』の「単元1 化学変化と原子・分子/第1章 物質のなり立ち/第1節 ホットケーキの秘密」の予想場面に当たります。
埼玉県深谷市立豊里中学校教諭 長谷川隼也
今回から5回にわたり、中学理科の指導に悩んでおられる方、またはもう一段指導をブラッシュアップしたいと考えておられる、主に初任の先生方、ないしは着任間もない先生方を対象に連載させていただく。「中学理科 指導力アップ講座」の連載第1回は、理科室経営のポイントについてである。
山形県 長井市立長井北中学校 菅野利和
反対語辞典で「物理」を引くと、その反対語は化学と出てきますが、本来この二つは相反する用語ではありません。物理変化と化学変化の対比についても同じことが言え、どちらも「科学する」うえで大切な「変化・現象」なのです。
筑波大学教員免許更新講習講師 鈴木伸男
ニューサポート高校「理科」vol.26(2016年秋号)より。2015年12月30日、理化学研究所森田グループによる113番元素の発見がIUPAC(国際純正・応用化学連合)から認定された。新元素の名称案は「ニホニウム Nh」。この話題を中等教育の場で、どのように解説したかを紹介したい。
立教新座中学校・高等学校教諭 渡部智博,理化学研究所 超重元素分析装置開発チーム 森本幸司
東書教育シリーズ中学校理科「先生,モノグリセリドって何?」-教科書記述の変更点-(2012年10月発行)より。平成24 年度からの教科書では,周期表についての学習が必修となり,身のまわりの全ての物質は周期表中にある原子の組み合わせによってできていることや,周期表(化学式)が世界共通で用いられていることにふれ,生徒の興味・関心を高めて学習を進めることが望ましいとされています。
東京書籍(株) 理科編集部
「中学校理科 事故事例に学ぶ 化学実験安全マニュアル」(2024年4月)より。アルカリ性の水溶液には、タンパク質を分解したり変性させたりする性質があります。タンパク質でできている皮膚に触れたり、目や口に入ったりしないよう、その取り扱いに注意する必要があります。
東京書籍(株) 理科編集部
東研研究報告No.220 特別課題シリーズ10「理数教育の充実に向けて-小・中の系統性を踏まえた指導の研究-」(2009年5月発行)より。粒子の保存性について,小・中学校の内容の系統を一表にしました。
東京教育研究所
東書教育シリーズ中学校理科「身近な材料を利用したおもしろい観察・実験」1989年発行より。栓をした試験管に,黒色のさらさらした粉末がはいっている。栓をとってこの黒色の粉末を空気中にばらまけば,粉末は空気中で自然に燃焼する。下にぬらした新聞紙を敷いておかないと,床も燃えだしてしまう。
東京書籍(株) 理科編集部
東書教育シリーズ中学校理科「身近な材料を利用したおもしろい観察・実験」1989年発行より。2本のマッチを用意する。まず,1本のマッチを燃やしてみせる。使用前のマッチの軸頭と使用後のマッチの軸頭とは,別の物質になってしまうのかどうか発問する。
東京書籍(株) 理科編集部
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
2001(平成13)年度作成のテスト問題例。(1ページ目が問題,2ページ目に解答・解説で構成)[キーワード]水の電気分解と塩酸の電気分解,水酸化ナトリウム,水素。
東京書籍(株) 理科編集部
中学校理科用「教科書プラス21」-教科書復刻版発展資料シート-2004年10月発行より。現行の指導要領では,基礎基本となる学習内容を全ての生徒に確実に身につけさせることを目的としています。そのために,限られた時間内で指導すべき必要最小限の指導内容の精選と重点化が示されたわけですが,内容の取り扱いにおいて規制されたがために,かえって理解しにくい状況がうまれたとの声を耳にします。特に理科学習においては様々な関連性があり,より分かりやすく,楽しく学習を進めていくためには,指導方法や評価の工夫をすると共に,対比・関連する学習内容の選択・活用が不可欠であり,生徒の実態を踏まえた発展的な学習内容の取り扱いも,興味・関心を持たせる意味では極めて大切です。本書は,現行の学習に関連する内容・発展的な内容を集録し,指導資料・学習資料としてご活用いただけるように編集したものです。
東京書籍(株) 理科編集部
アブデラのデモクリトス(化学者),Democritus of Abdera,ギリシャ,前460?~前370?,科学者人物誌―化学。古代ギリシャの哲学者。ギリシャ北部の都市アブデラの生まれ。同郷の人にソフィストとして著名なプロタゴラスがいる。生涯についての正確な記録はなく,生没年も明確ではないが,ソクラテスの同時代人とされている。伝説によれば全ギリシャはもちろん,ギリシャより古い文明であるエジプト,ペルシャ,さらにインドにまで学問を学ぶために旅したという。原子論を主張し,原子論に基づく様々な分野の著作を百冊以上著したとされるが,今日では全て失われ,断片以外伝わっていない。同じく原子論を主張したレウキッポスの弟子とも友人とも言われるが,影響関係は不明である。
東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司
クーロン(物理学者)東京書籍作成Charles Augustin de Coulombフランス,1736-1806科学者人物誌―物理東京書籍2004年4月作成1736年6月14日にフランス西部の都市アングレームで生まれる。その後,家族とともにパリに移り,コレージュで受けたル・モニエの数学の講義に影響されて数学を志すようになる。しかし,経済的な理由や父の仕事の関係で,フランス南部の都市モンペリエに移ることになる。クーロンはこのモンペリエの学会に所属して,比例中項についての数学的問題や,月食や彗星の動きといった天文学上の計算についての論文を発表している。その後,ヨーロッパでもっともレベルの高い技術学校であったメジエールの工兵学校へ進学し,1760年2月から1761年11月まで在籍した。そしてこれを期に,数学から工学へと彼の研究分野は変わっていった。この時代のフランスでは,経験的なものから数学を用いた理論的なものへと工学の主流が変わってきており,クーロンもそうした学問の潮流にのって,そこの教師であり生涯の友ともなったボッシュなどから数学を用いた理論的な土木・軍事工学を学んだ。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司
小柴昌俊(物理学者)東京書籍作成Koshiba Masatoshi日本,1926-科学者人物誌―物理東京書籍2002年11月作成小柴は,愛知県豊橋市に生まれ,1951年東京大学理学部を卒業した。1953年からアメリカのロチェスター大学大学院に学び,1955年に博士号を取得した。その後シカゴ大学を経て,1958年に東京大学原子核研究所助教授,1970年に東京大学理学部教授となった。1987年に定年退官し,以後1997年まで東海大学理学部教授を務めた。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司
朝永振一郎(物理学者)東京書籍作成Tomonaga Shinichiroh日本,1879-1955科学者人物誌―物理東京書籍2003年2月作成朝永振一郎は哲学者の朝永三十郎の息子として東京で生れた。父親が京都帝国大学教授となったために,振一郎は京都府立第一中学校・第三高等学校・京都帝大に通った。習字の先生に字をけなされたために学校へ通うのを嫌ったのを心配し,母親が習字の先生によい成績をつけてもらうように頼んだという逸話も残っている。1歳年下の湯川秀樹は中学から同じ学校に通っていたが,朝永は病弱であったために中学に5年間通ったのちに高校に進学し,湯川は4年で中学を終えて高校に進んだため,高校で同学年となった。二人とも,高校で朝永の姉の夫である堀健夫の講義に影響を受け,量子力学に関心を抱くようになる。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司