三角関数にはさまざまな性質があり,記憶しておかなければならない公式が目白押しであるが,
数学Ⅱの三角関数では,数学Ⅰの三角比で扱った「三角比の相互関係」が「三角関数の相互関係」として再出するので相互関係の定着にとってよいことである。本稿は,「三角関数の加法定理」の有用性を認識させる機会の一つとして,それ以前に扱う「三角関数の性質」を再指導し,両方の定着をねらうものである。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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