放物線では,その上にない点から接線が引けないことがあるが,3次曲線では平面上のどの点からでも少なくても1本,多くて3本の接線を引くことができる。ただし,放物線では下(上)に凸のときはその放物線より下(上)にある点からは必ず2本の接線を引くことができる。
本稿では,3次曲線上にない点からちょうど2本の接線が引けるときを考え,そうできるための条件や2つの接点の座標を中心に考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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