関数 y=xx(x>0)のグラフを描かせようとすると,まず導関数 y’の計算がネックになる。対数微分法で求めるのであるが,指数関数の導関数や実数乗の導関数との混同が見受けられることがある。
本稿では,対数微分法の定着をめざしてy=(sinX)sinx,y=(cosX)cosx,y=(sinX)cosx,y=(cosX)sinxの導関数およびそのグラフについて考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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