自然対数の底eは,数列の極限値,あるいは無限級数の和としても表せる。
さて,eを数列の極限値で考えるとき,数列の一般項は二項定理を使っても表されるが,ここに,異なるn個のものの中から異なるr個を取り出す組合せの数nCrや重複を許してr個を一列に並べる重複順列の数nrが現れる。これらの大小関係はnr≧nPr≧nCrである。
本稿では,極限値について考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,3ページ
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