連続する2つの整数は、一方は奇数で他方は偶数であるからその積は偶数、つまり2の倍数である。
すると、連続する3つの整数は連続する2つの整数の積が2の倍数であり、3つの整数のうち一つは3の倍数であり、2と3が互いに素であることから2×3=6の倍数になる。2=2!,6=3!であるから、n=2,3のときには連続するn個の整数の積はn!の倍数であるといえる。
では、一般に2以上のすべての整数に対して連続するn個の整数の積がn!の倍数といえるのかということが問題になる。本稿では、このことについて考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,3ページ
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