場合の数を求めるとき,考え方は一見よさそうに思えるのであるが,実際には重複や数え漏れが生じ,不正解になることがある。特に同じものを含む場合の順列は,無意識に区別をして実際の場合の数より多く数えてしまうことがある。
なぜ,このように考えてはダメなのか,重複しているのであればその例を,数え漏れがあればその例を挙げてその考え方の欠陥を指摘し,ではどう考えたらよいのかを考えさせるのがよいのではないかと思う。
本稿では,同じものを含む順列を題材にとって,生徒の陥りやすい間違いを考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,6ページ
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