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生徒の素朴な疑問から~領域と最大値・最小値~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2014年09月19日
生徒の素朴な疑問から~領域と最大値・最小値~

数学Ⅱの「軌跡と領域」で扱う「領域と最大値・最小値」で生徒から次のような質問を受けた。「領域D内を点P(x,y)が動くときx+yの最大値と最小値およびそのときのx,yの値を求めるとき,なぜ① x+y=kとしなければならないのか。なぜ②直線y=-x+kと領域Dが共有点をもつときを考えるのか。なぜ③一般にax+byの最大(小)値を求めるとき,直線ax+by=kと領域Dが共有点をもつとき,y切片が最大(小)になる(グラフが最も上(下)にあるとき)点で最大(小)値をとるとしてはいけないのか。」
これらは素朴であるが,軽視したり看過したりしてはならない重要な疑問である。本稿では,このような素朴な質問を考察し,指導に役立てる考察をした。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

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A4判たて,5ページ

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