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データの改竄(かいざん)から学ぶ~相関係数と散布図の関係を理解する~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2014年01月10日
データの改竄(かいざん)から学ぶ~相関係数と散布図の関係を理解する~

教科書で扱ってある例を少し変形することで理解を深める有効な題材とすることができることがある。本稿では,数学Ⅰの最後の例として,東書数学Ⅰに載せてある「相関係数の値を求める」例での値を少し変えて,相関係数と散布図の関係についての理解を深める題材とする。
東書数学Ⅰのp.172には5人の生徒の身長と体重を載せた表が与えられ,身長と体重の相関係数rを求める例がある。 r≒0.65という結果になるが,身長と体重の(どちらか一方の)数値を変更してr=1,-1, 0という値になるようにして,データ数は少ないがこの値とその散布図からどのようなことが判断できるかについて考察させる題材にしました。つまり,どのようにデータの数値を変えれば目的の値になるかという「データの改竄(かいざん)」を通じて相関係数と散布図の理解を深めることをねらいとする。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

資料ファイル

A4判たて、5ページ

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