数学Ⅲでは,そこで扱う微分・積分は数学Ⅱのそれに比べると扱う関数が多様になる。基本的には,数学Ⅱでは,xnの導関数の公式の求め方を理解し,記憶して使いこなせればどうにかなる。この公式は,数学Ⅲになると,二項定理を利用して指数が拡張される。その後,三角関数,対数関数,指数関数というように微分する関数の種類が多様になり,それぞれの個々の導関数を公式として覚え,関数全般についての導関数の公式(積・商の導関数,合成関数の導関数,対数微分法)を使って多様な関数の微分ができることが要求される。
本稿は,タイトルにもあるようにxa, ax, xx の微分・積分について,その違いをしっかり教えたいという思いで書いたものである。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、6ページ
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