数学Ⅱで整式の除法を扱う。いわゆる筆算で割り算することもあれば,組立除法で計算することもある。また,1次式で割ったときの余りでは剰余の定理を使うこともある。整式Aを整式BQ(≠0)で割ったときの商Qと余り の間にはA=BQ+R,Rの次数<Bの次数という関係があるが,これに積の導関数の公式を使うと余りRが求めやすくなる。数学Ⅱの問題として出題されているときは御法度かもしれないが,数学Ⅲを学習した生徒には別解として提示すれば参考になる。本稿では,m,nを自然数として,m>nのとき,Xn−1を(X−1)m で割ったときの余りについて考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、4ページ
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