スターリングエンジンは蒸気機関に代わる熱機関として1816年に発明された熱空気エンジンで,燃料の燃焼を利用するガソリンエンジンなどの内燃機関とは違い,温度差による空気の膨張・収縮を利用するため,排気ガスを出さないクリーンで静かなエンジンです。スターリングエンジンは空気の膨張・収縮を出力に変換するパワーピストンと,高温部と低温部を仕切るディスプレーサーを備えた構造で,通常はパワーピストンとディスプレーサーの動きに位相差をつけるためにクランク機構を用いるなどさまざまな方式が用いられています。映像では,ディスプレーサー(スチールウール)がシリンダーの上下で衝突することによって振動するタイプのフリーピストン型スターリングエンジンを例に,その動作原理を説明します。また,空き缶とスチールウール,ゴム風船を使った簡単なスターリングエンジンの製作方法を紹介しています。
東京書籍(株) 理科編集部
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