積分では(微分でもそうであるが),どの文字について積分(微分)しているか,つまり「積分変数」を意識させる必要がある。確かに,定積分は積分変数には無関係に,上端と下端で決まるが,複数の文字が混在している関数については,どの文字について積分しているかで結果が異なってくる。
Xで積分することが多いために,他の文字(y,t等)が混ざるとその処理に戸惑う生徒は少なくない。
そこで,定積分を含む関数を求める問題を題材にして,生徒に「揺さぶり発問」をして,積分変数を意識させることを目的として,考察を行ってみた。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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