小学校6年生「てこのはたらき」の単元において,重りを楽に持ち上げる方法として,支点,力点,作用点の位置関係を調べたり,てこが水平に釣り合うときのきまりを,左右の重りの重さと支点からの距離から発見したりする。さらに,てこや天秤を利用したはかりを作り,物の重さを量る。割り箸を利用した棒はかりは,フイルムケースのように入手しづらい部品を使っている。実際に使ってみると,支点が不安定で目盛りの精度がだしにくい欠点もある。そこで,ブロック教材を利用してレタースケールを作り,てこの三要素や釣り合い条件を復習する機会とする。
埼玉県さいたま市立道祖土小学校 横須賀篤