どの教科書(数学Ⅱ)でも「軌跡と領域」の最後に,線形計画法――連立1次不等式a1x+b1y≦c1,a2x+b2y≦c2,x≧0,y≧0の表す領域Dにおいて,点P(x,y)がこの領域を動くとき,xとyの1次式mx+nyの最大値,最小値,およびそのときのx,yの値を求めさせるという問題――が扱われている。本稿では,すべてx+y型に変形し,x+y=k,傾き-1,y切片kの直線として扱い,最大(最小)値は領域Dを通る直線のy切片そのものの最大(最小)値として扱うことを考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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