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(物理プリント集)04 速度

  • 物理
  • 授業プリント・ワークシート
公開日:2010年12月03日
(物理プリント集)04 速度

ここからは,ベクトルの概念が登場する。いろいろ考えたのだが,数学でベクトルを学んでいないし,一次元運動なら,文字の上に矢印を書くような表記は必要ないのでは? と思って,そのようなベクトル表記は避けた。そのかわり,ベクトル表記は符号に担ってもらい,“+”も“-”も略さないでかくように指導した。後半,速度の合成(動いているものに乗った場合)と,相対速度(視点の移動を伴う速度表記)も扱った。ベクトルが符号付数字であるから,合成はさほど難なく受け入れられる。相対速度は,Bから見たAという場合の一般的な求め方の式に符号付きで代入して求めよと指導。絵にかけないので,そのほうが機械的に答えが出るのでお勧めである。結果の意味は後から考えるようにさせたい。また,“vA←B”という教科書とは違う表記であるが,いかにも“Bから目線がAを見ている”という感じがするので,僕はお気に入りで採用している。このあと,NHK 教育の「大科学実験」の第 05 回目「高速で止まるボール!?」を見せた。けっこう,生徒は集中してみていたと思う。

愛知県立瀬戸窯業高等学校教諭 松野聖史

資料ファイル

A4判たて,5ページ

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