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解けるだけでよいのか~用具的理解と関係的理解の狭間で~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2008年11月11日
解けるだけでよいのか~用具的理解と関係的理解の狭間で~

[はじめに]
 数学を教える教師は、数学を「わかる」ように教えるのか、「できる」(=「解ける」)ように教えるのか、あるいは「わかって、できる」ように教えるのか、さらには「わかって、できて、使える」ように教えるのか、そのどれを目標にする、あるいはするべきなのだろうか?
 また、数学を学ぶ生徒は数学を「わかる」だけ、「できる」だけ、または「わかって、できる」、さらには「わかって、できて、使える」のどれを目標にする、あるいはするべきなのだろうか?
 もちろん、数学という教科の教育目標はそれだけではないが、これは教える側、学ぶ側両者にとって重要なことであろう。
 生徒にとっては、評価の核になるテストの点数は一大関心事である。高得点を目指して各人各様の方法によって学習しているが、本当にその点数に見合った「理解」があるのか疑問になることがある。単に解法のポイントを暗記して、それに従った機械的な作業の結果ではないのか、そこには本当の「理解」に基づいた数学的思考の結果が表明されているのかと訝ってしまうことが多々あるからである

山口県立岩国高等学校 西元教善

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