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ヘッケル(生物学者)

  • 生物
  • 指導資料
公開日:2003年10月27日
ヘッケル(生物学者)

ヘッケル(生物学者)

東京書籍作成

Ernst Heinrich Philipp August Haeckel

ドイツ,1834-1919

科学者人物誌―生物

東京書籍2003年11月作成

ドイツの生物学者。メルゼンブルクの行政顧問官を父としてポツダムに生まれる。

若い頃から植物標本の収集に関心を持ち,同時に絵を描くことを好んだ。両親の勧めで医学を学んだが好まず,医学の科学的な基礎を探求する方向を選んだ。ベルリン,ヴュルツブルク,ウィーンの医学部で学んだが,関心は比較解剖学と発生学にあり,ルドルフ・フィルヒョウの機械論的生物学にも影響された。1857年にベルリン大学で医学博士号を,動物学の論文によって得た。1859年から翌年にかけて地中海で放散虫についての研究を行い,『放散虫』(1862年)を刊行した。この研究が認められて1861年にイェナ大学医学部の比較解剖学講師となり,1862年に同大学哲学部の動物学員外教授に,1865年には正教授に昇格して同時に動物学研究所の所長にもなった。その職に1909年に退官するまで留まった。

東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

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