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アブデラのデモクリトス(化学者)

  • 化学
  • 授業プリント・ワークシート
公開日:2003年06月20日
アブデラのデモクリトス(化学者)

アブデラのデモクリトス(化学者),Democritus of Abdera,ギリシャ,前460?~前370?,科学者人物誌―化学。古代ギリシャの哲学者。ギリシャ北部の都市アブデラの生まれ。同郷の人にソフィストとして著名なプロタゴラスがいる。生涯についての正確な記録はなく,生没年も明確ではないが,ソクラテスの同時代人とされている。伝説によれば全ギリシャはもちろん,ギリシャより古い文明であるエジプト,ペルシャ,さらにインドにまで学問を学ぶために旅したという。原子論を主張し,原子論に基づく様々な分野の著作を百冊以上著したとされるが,今日では全て失われ,断片以外伝わっていない。同じく原子論を主張したレウキッポスの弟子とも友人とも言われるが,影響関係は不明である。

東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

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