【物理アイデアカード】 落下運動・生徒実験・運動・音・その他・演示実験。(1)普通教室で,座ったまま,簡単に行える。自由落下の興味づけに利用できる。(2)次の工夫によって,ほとんどの生徒が g =9.75~9.80〔m/s2〕の値を出している。(3)天気の良い日には,時には屋外でダイナミックに実験を行うのも楽しい。実際に行われている例のなかで,ストップウォッチを使うものを挙げてみた。(4)自由落下における,落下時間と時間の関係を確かめる。(5)投げ上げ,水平投射,斜方投射が,等速直線運動と自由落下の組み合わせから成り立っているということを,分かりやすく演示する。(6)身近な材料で簡単に作れる。定量的な実験ができる。(7)斜面上に放物運動の軌跡を美しく描ける。また,ゆっくりとした放物運動を観察できる。このことから,斜面で放物運動が再現できるのは何故かを考え,落下運動の特徴を理解する。(8)斜面を利用することにより,ゆっくりとした運動が観察できる。また,空中衝突に比べて命中精度が高い。(9)教室の前から狙って,教室の後ろの天井からつるした標的を当てるというダイナミックな実験によって,生徒に感動を与えながら,落下の法則を学習する。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会