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大學入試問題から

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2003年04月15日
大學入試問題から

「解法は1通りではない」-数学の別解づくりを考えよう-稲永善数―平成15年4月作成より。ある大学の入試部長と懇談していた。「先生,受験生の平均点がいつも 60 点くらいで,レベルが高い生徒が集まるのですね」「そんなことはないよ,問題によって,極端に平均点が下がることがあるのです。大学としては,その様な平均点を公表するわけにはいかないので,各問題毎に,点数配分を換えるのです」「では,易しい問題が点数が高くなる場合もあるのですね」「その通りです。一般に基本的な問題がしっかりできることが大切です。」と。ある問題に対して,「どのように考えたか」を,点数として評価した方が重要であることは議論の余地はない。その意味で「マークシート」だけのセンターテストなどは,受験生の学力評価としては,実にお粗末な試験形式である。

稲永善数

資料ファイル

B5判変型たて,10ページ

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