『子ども自ら気付き、深め、高める「特別の教科 道徳」の授業 II~「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指した道徳授業の工夫~(特別課題シリーズ 116)』より。本時で扱う内容項目は、中学年 A「自分の特徴に気付き、長所を伸ばすこと」であり、個性の伸長を図るために積極的に自分の長所を伸ばし、短所を改めることに関する項目である。この段階における自分の特徴に気付くということは、自分の長所だけでなく短所についても気付くことであり、特徴を多面的に捉えることである。そのうえで、自分の特徴である長所の部分をさらに伸ばしていきながら、自分の個性に気付くようにすることが求められる。
東京教育研究所