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(手作り実験装置の活用)ストロボ内蔵型 弦の振動実験装置の開発

  • 物理
  • 実践事例
公開日:2023年04月01日
(手作り実験装置の活用)ストロボ内蔵型 弦の振動実験装置の開発

ニューサポート高校「理科」vol.39(2023年春号)特集:熱化学の指導/実験を通して見いだす力を育む授業設計、より。私はこれまでバンデグラフ起電機、水面波実験装置などの装置を手作りし、生徒の意見を取り入れながら改良を重ねる取り組みを行ってきた。今回紹介するストロボ光源内蔵型弦の振動実験装置もその一つで、ストロボ装置を備えることによって、弦が描く曲線の様子を容易に観察できる点が特徴である。一般的な弦の振動実験は、固有振動の計測だけを目的として行う場合が多いが、 LED によるストロボ光源を併用した今回の装置では、デューティー比を小さくすれば各瞬間の鮮明な波形が観察でき、逆に大きくすれば各点で 単振動をする媒質の振動の速さの違いを残像の幅と明るさから把握できるなど、弦の振動をより多くの切り口から観察できるようになった。

学校法人大谷学園 大谷中学校・高等学校 豊田將章

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B5判たて,2ページ

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