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(巻頭特集)国際単位系(SI)の定義改定について

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公開日:2019年04月01日
(巻頭特集)国際単位系(SI)の定義改定について

ニューサポート高校「理科」vol.31(2019年春号)より。物理学や化学などで用いられる「量」は「数 値」と「単位」の積で表されるので,単位を統 一しておけば国境を越えあらゆる分野で量をお 互いに正しく認識することができる。このため,世界共通の単位として国際単位系(SI)では秒(s),メートル(m),キログラム(kg),アンペア(A),ケルビン(K),モル(mol),カンデラ(cd)がSI 基本単位として定義され ている。2018 年に開催されたメートル条約の総会で は,この 7つの SI 基本単位のうちキログラム,アンペア,ケルビン,モルの定義を同時に変えるという大幅な改定が採択された。特にキログラムについては,1889 年に「国際キログラム原器」と呼ばれる人工物によって定義されて以来,130年ぶりの改定となる。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 工学計測標準研究部門 首席研究員 藤井賢一

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B5判たて,2ページ

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