文字サイズ
全て選択
全て解除
最近のノーベル化学賞はまるで生物物理学会の発表のようで,お馴染みのタンパク質研究がずらりと並ぶ。2013年化学賞の量子化学計算や分子動力学計算は,今では酵素の働きやタンパク質のフォールディングを理解する重要なツールだ。「方法」にも光が当たるのは大事なことで,2002年にも,タンパク質溶液構造の核磁気共鳴法や巨大分子の質量分析法にノーベル化学賞が授与されている。これらは多くのタンパク質研究者がいつも使っている方法である。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
html
htm/7.0KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。