数学は拡張をすることが好きである。というより数学の宿命のようなものである。数については,自然数,整数,有理数,実数,複素数と拡張したし,2次方程式から3次方程式へとその次数を上げるとか平面ベクトルを空間ベクトルにするといった次元の拡張や平方の差の因数分解の公式を立方の和差の因数分解の公式へと拡張し,枚挙に暇がない。数学Ⅰの1章 式と計算で「二重根号をはずす公式」を(発展等で)扱う。
この等式には文字が2個,根号も2個であるから,文字の個数を3個あるいは根号の個数を3個にする拡張が考えられる。本稿では,このような拡張について考察してみる。
※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
Word
docx/272.7KB
pdf/356.8KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。