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「教室の窓」小学校家庭・中学校技術・家庭Vol.2(2004年9月発行)より。生徒の個人選択による選択授業を行うようになったのは,現在のカリキュラムの試行のときからである。その内容をどうするかについては,ずいぶん考えたものである。普段から,家庭科は,生活について,いろんな切り口から考える教科であると。だから,たとえわずかでもよいので,生活にかかわることがらについて深める要素のある授業を行いたいと考えたからである。自ら希望して来た生徒が集まるのだから,つくって終わりの授業ではなく,生活についての原理を学んだり,生活に対しての見方を少しでも変えたりするなど,生活に対する認識を深める授業がしたいと考えた。
奈良教育大学附属中学校教諭 中嶋たや
ニューサポート中学技術・家庭No.15(2003年4月発行)より。平成14年度より,新学習指導要領が全面実施になったが,今回の改訂の大きな特色である「選択授業の充実」もその1つである。東京都杉並区立富士見丘中学校では第3学年は週4時間,第2学年では週3時間,第1学年では週1時間の選択授業が履修できるように教育課程を設定した。家庭科は第3学年で週3時間,第2学年は週2時間,第1学年は週1時間の選択授業を行うことができた。
東京都杉並区立富士見丘中学校教諭 矢島加都美
【東書教育シリーズ】この1冊で分かる! 家庭分野では何を学ぶの?(2024年8月)より。今回の改訂では、小・中学校ともに習得した知識及び技能などを実生活で活用することに関する内容を充実しています。小・中学校の「生活の課題と実践」の系統性を示し解説します。
前国立教育政策研究所 調査研究協力者 筒井恭子,東京書籍(株) 技術・家庭科編集部
ニューサポート中学技術・家庭No.11 2001年4月発行より。今回は,「保育」領域の学習を深化・補充した選択「家庭」の実践を紹介したい。
福岡見大牟田市立白光中学校教諭 坂本美也子
今回、地域ボランティアの方の協力を得ながら、本校内で実際にとれた梅を使った梅干づくりに取り組む授業実践を行った。本実践は、基礎的な日常食づくりのスキルを身につけるだけでなく、市販の梅干と手づくりの梅干の比較などを通して「地産地消」を自分事として捉え、その視点から生活をよりよいものに変えていこうとする自覚を育てるためのものである。本稿で詳しくご紹介したい。
奈良県 平群町立平群中学校 井阪愛子
従来の技術・家庭科で育んできた題材の中から,食物の調理実習の題材を集めて一冊にまとめたもの。[内容]1 調理の前に─調理器具と仲よくなろう・調理の基本をおさえよう・調味料の性質を知ろう2 ご飯もの・めんなど─米飯・たきこみ飯・洋風たきこみ飯・五目ずし・いなりずし・カレーライス・ハヤシライス・スパゲッティミートソース・スパゲッティナポリタン・冷やし中華そば・オープンサンド3 魚・肉の主菜─魚の照り焼き,肉のしょうが焼き・ロールキャベツ・中華風えびと野菜のいため煮・天ぷら4 汁もの─さつま汁・かきたま汁・中華風コーンスープ・うしお汁5 野菜・副菜─根菜の煮しめ・即席づけ・わかめときゅうりの酢の物・フライドポテト・野菜サラダ・フルーツサラダ6 卵料理─卵焼き・オムレツ・スクランブルドエッグ・茶わん蒸し7 デザート・おやつ─牛乳かん・果汁かん・ホットケーキ・クレープ・カップケー・蒸しパン・カスタードプディング・ふうせんポテト・ひじき入りおやき資料─技術・家庭科の学習指導要領の変遷と製作題材
東京書籍(株) 技術・家庭編集部