教科書の単元から資料を探すページです。
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.59 2020年1月発行より。身近な授業からSDGsについて触れ,科学技術の発展とその弊害によって生じた問題を把握し,その反省があって初めて「誰一人取り残さない」未来について議論できると筆者は主張する。本文では,好きな食べ物と生態系の関わり・水俣病などの日本の環境問題・生徒が作成したワークショップ教材といった具体的な題材を取り上げ,生徒のSDGsに向けた行動,姿勢について言及する。
海城中学高等学校理科教諭 関口伸一
「(小・中理科)お悩み相談 理科授業お助け隊」(教室の窓・理科版「理科のミカタ 第10号」の連載記事)より。「中堅の理科教師です。教科書の学習内容を主体的に学ばせたいと授業改善を行っていますが、生徒はどうしても正解を求めることに終始します。できれば生徒には答えだけではなく、プロセスを大切にして欲しいと思っています。問題解決の授業やカリキュラムのヒントを教えてください。」という悩みにお答えします。
法政大学生命科学部准教授 辻本昭彦
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。中学2年生国語科単元名「地球の未来を考える~マニュー湾の事例から~」の実践例。スタディ・ツアーでベトナムへ行き,日本の支援を受けながら浄水場の改善や水道設備の整備,水質管理・調査の技術が整いつつあることを実感した。しかし,残念ながら人々が利用して出た生活排水は,未処理のままメコン川へと放流されていた。この現実を目の当たりにして,適切に処理されない排水が環境へ与える影響を知り,どのように解決すべきかを考えられるような授業をめざした。
札幌市立札苗中学校教諭 柴田峰子
【東書教育シリーズ】教えて! これからのICT活用術! ~紙とICTとを最適に組み合わせた学びのために~(2022年10月)より。「ほぼ日のアースボール」は、AR( Augmented Reality: 拡張現実)技術を使った新しい地球儀です。地球儀本体にタブレット端末をかざすと、気象の「今」をリアルタイムで観察することができたり、世界の国々の SDGs の達成状況や、動物の分布、恐竜の化石が発見された国を知ることができたりするなど、体験型の学習に活用することができます。このページでは、20 以上あるARコンテンツの中から、理科の学びに使えるコンテンツとして①「SDG Maps」、②「一週間の地球」、③「いまの地球」の3つをご紹介します。
株式会社ほぼ日 古謝将史
「(小・中理科)お悩み相談 理科授業お助け隊」(教室の窓・理科版「理科のミカタ」の連載記事)より。「理科の授業で、、SDGsを取り入れたいのですが、どこから始めたらいいか分かりません。理科に関係する「気候変動に具体的な対策を」「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「陸や海の豊かさを守ろう」などの目標に特化して取り組めばいいのでしょうか。」というご質問にお答えします。
法政大学理工学部兼任講師 辻本昭彦
本校は、校訓である「人間尊重」、および「自由・自主・自律の人間教育」を通し、世界的視野で社会に貢献できる人材を育成することを建学の精神とし、4つの教育目標を掲げている。本稿では、本校の4つの教育目標をもとに、学力の3要素である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」と、SDGs(目標6「安全な水とトイレを世界中に」)を意識した探究授業の事例をご紹介したい。
羽衣学園中学校・高等学校 米田倫子
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsの 17 の目標を紹介します。「家庭科の教科書には,SDGs のそれぞれの目標に関連する内容がたくさん載っている。どこに,どの目標と関連した内容があるか,探してみよう。」
東京書籍(株) 家庭編集部
日々、理科の授業に頑張っておられる先生方へ、授業のヒントや最新の情報をお届けすることで、授業をさらに充実したものにしていただきたいと願い、小誌を創刊いたしました。先生方の応援団として、先生方の「味方」になり、理科の「見方」を伝えていきたいと思います。見開き版(左)、単ページ版(右)の2種類を用意いたしました。
東京書籍(株)理科編集部