教科書の単元から資料を探すページです。
東書教育シリーズ中学校理科用「授業で使える科学小話集」2000年12月発行より。アフリカ大陸と南アメリカ大陸はもともと1つの大きな大陸で,この超大陸が分裂して大西洋ができたという考え方が,ウェゲナーの大陸移動説です。
東京書籍(株) 理科編集部
(理科トピックス)物理学者ニュートンは「りんごの落ちるのを見て重力を発見した」という話は有名です。化学の世界で,ファラデーは「ヘビが自分の尻尾をくわえる夢を見て環状のベンゼンの構造式を思い付いた」という話も有名です。これらはほとんど伝説であり真偽のほどは不明ですが,今回は「ちょっとした思い付き」が大発見につながったというエピソードを紹介しましょう。[キーワード]ペニシリン・大陸移動説・ペーパークロマトグラフィー・導電性プラスチック・筑波大学名誉教授の白川英樹博士
東京書籍(株) 理科編集部
ニューサポート高校「理科」vol.16(2011年秋号)より。巨大津波は二つの顔を持っている。一つは広い浸水域をもたらした,波長の長い津波である。そして,もう一つは強い破壊力を持つ高い津波であった。
地震予知連絡会会長 島崎邦彦
東書教育シリーズ中学校理科「先生,モノグリセリドって何?」-教科書記述の変更点-(2012年10月発行)より。中学理科では,地球の表面が複数のプレートでおおわれ,そのプレートが移動することを学習します。ここでは,「プレートテクトニクス理論」がどのような経緯を経てきたのか紹介します。
東京書籍(株) 理科編集部
関西大学初等部・中等部・高等部は,関西大学付属の初中高一貫校として2010年に大阪高槻市に開校した。関西大学の掲げる「考動−Think × Act−」を軸に,「確かな学力」「国際理解力」「情感豊かな心」「健やかな体」を目指すことにより「高い人間力」を養うことを一貫教育目標としている。初等部では“ミューズ学習”で思考スキルの育成,中等部では“考える科”で高次思考力の育成,高等部では“プロジェクト科目”で探求型の課題研究に取り組んでいる。本校での実践を紹介する。
関西大学中等部高等部教諭 宮本裕美子
東書教育シリーズ中学校理科用「授業で使える科学小話集」2000年12月発行より。世界地図を見てみましょう。アメリカ大陸の東海岸線と,アフリカ大陸の西海岸線がジグソーパズルのようにぴったり合いそうだなと感じた人はいないでしょうか?
東京書籍(株) 理科編集部
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.64 特集:児童・生徒を守る防災教育(2021年9月発行)より。兵庫県や神戸市では、阪神・淡路大震災直後から被災体験や教訓にもとづいた新たな防災教育の開発、学校防災マニュアルの策定が始まり、防災教育のための副読本の発行やカリキュラム策定が行われた。また、阪神 ・ 淡路大震災や東日本大震災などを契機に、全国で校舎の耐震補強、防災体制の見直し、防災教育の充実が図られてきた。改訂された学習指導要領では、自然災害や安全、防災に関する記述が明らかに増えている。東京書籍では、「防災教育の推進」を重点課題の1つとして位置付けており、教科書の中にも数多くの教材が取り上げられている。本稿では、それらの教材について、指導を行ううえでのポイントを整理する。
神戸親和女子大学教授 中溝茂雄
「教室の窓北海道版(小中学校 教育情報誌)vol.38 特集:これからの防災・減災教育を考える」(2022年6月)より。平成30年(2018年)9月6日午前3時7分、厚真町を震源に北海道では初となる震度7を観測した北海道胆振東部地震。被災直後は、正直このまま厚真町は消滅してしまうのではないか?と思ってしまうほどの大きな揺れでした。厚真町では土砂崩れなどで37人もの命が失われ、80%以上の建物に被害が及びました。人口約4,500人の小さな町にとって史始まって以来の甚大な被害をもたらしたこの地震から3年余りが経過しました。
前厚真町教育委員会生涯学習課参事 宮下桂
「教室の窓北海道版(小中学校 教育情報誌)vol.38 特集:これからの防災・減災教育を考える」(2022年6月)より。大楽毛中学校は太平洋から直線距離で800m、海抜4.9m、西に阿寒川、東に新釧路川が流れる沿岸地域に面している学校である。学校は地域の津波避難施設になっており、津波発生時は緊急避難扉を破り、階段で屋上まで避難できるような造りになっている。年に一度、10月頃には地域合同の大津波を想定した大規模な避難訓練も行われ、住んでいる地区ごとに小・中学校を含め地域全体で取組んでいる。この度、境智洋教授(北海道教育大学釧路校)の力を借りて行った防災小説の取組「自分が主人公の発災シナリオ」から学んだこと、感じたことを紹介したい。
前釧路市立大楽毛中学校教頭 本田貢
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.64 特集:児童・生徒を守る防災教育(2021年9月発行)より。仙台市に本社がある河北新報社は、さまざまな防災・減災プロジェクトを行っている。中学生が震災の教訓や災害への備えを学び、防災記者として自ら発信できるようにする「かほく防災記者研修」、全国各地を巡回し防災・減災対策を話し合うワークショップ「むすび塾」、若い世代の防災伝承の担い手育成を目指す講座「次世代塾」など、次世代に震災の教訓を伝えていくために、どのようなプロジェクトを行っているかを紹介する。
河北新報社取締役/論説・編集・防災教育担当 今野俊宏
平成18-23(2006-2011)年度用「新編新しい科学」に対応。理科の定期テストや入試問題は、学習指導要領および教科書の観察実験を通した出題です。そこで、問題を解く対策として問題を解くための根拠を明確にした解答例を作成した。問題を解く訓練や解き方として活用し、学力の向上および進路指導に役立てていただけたら幸いです。
埼玉県理科学力向上研究会 代表 大熊光治
東書教育シリーズ「入試問題に見られる観察・実験問題事例集」1996年4月発行より。地震では,震度分布や等発震時曲線からゆれの伝わり方の規則性を見いださせたりするような問題が出題されている。その他,鉱物の観察では,ルーペの使い方などが出題されている。最後のページに解答がある。
東京書籍(株) 理科編集部
中学校理科用「教科書プラス21」-教科書復刻版発展資料シート-2004年10月発行より。現行の指導要領では,基礎基本となる学習内容を全ての生徒に確実に身につけさせることを目的としています。そのために,限られた時間内で指導すべき必要最小限の指導内容の精選と重点化が示されたわけですが,内容の取り扱いにおいて規制されたがために,かえって理解しにくい状況がうまれたとの声を耳にします。特に理科学習においては様々な関連性があり,より分かりやすく,楽しく学習を進めていくためには,指導方法や評価の工夫をすると共に,対比・関連する学習内容の選択・活用が不可欠であり,生徒の実態を踏まえた発展的な学習内容の取り扱いも,興味・関心を持たせる意味では極めて大切です。本書は,現行の学習に関連する内容・発展的な内容を集録し,指導資料・学習資料としてご活用いただけるように編集したものです。
東京書籍(株) 理科編集部
東書教育シリーズ中学校理科「教科書コラム復刻版」2002年9月作成より。「発展的な内容」関連資料として,昭和37年度版教科書「新しい科学」より抜粋・編集したものです。地震のときには,地上のものはみな動くので,そのゆれかたを記録するためには,地震のときでも動かないものをくふうする必要がある。そのため,地震のゆれをはかる地震計には,ふりこの性質が利用されている。
東京書籍(株) 理科編集部
東書教育シリーズ「自然に対する興味・関心を誘う『科学読み物』」2000年発行より。大陸移動という観念を私がはじめで思いついたのは1910年のことであった。それは世界地図を見て,大西洋の両岸の海岸線の凹凸がよく合致するのに気がついた時であった。アルフレッド・ウェゲナー著「大陸と海洋の起源」の第1章 歴史的序論より。
東京書籍(株) 理科編集部