教科書の単元から資料を探すページです。
「中学校 社会-3分野実践事例集-社会参画/伝統や文化/宗教/持続可能な社会-」東京書籍2011年6月発行より。 「社会参画」を指導する際には,「地域」「意思決定」「提案」の三つをキーワードに,教師は授業を設計・実践すべきである。それぞれのポイント・留意点などについて述べる。
筑波大学准教授 唐木清志
「社会科3分野の関連を意識した指導例集」(2013年10月発行)より。地理的分野では,歴史的分野の学習を踏まえて高度経済成長期の環境問題の事実と影響とをおさえながら,経済発展の功罪について考える。歴史的分野では,足尾銅山鉱毒事件を中心に据えつつ,地理的分野で学習した四大公害病を関連させた授業が考えられる。公民的分野では,今まで学習した公害問題を踏まえ,今日的な課題である,八ッ場ダムの開発問題を考えさせたい。
東京書籍(株) 社会編集部
「新教育課程を見据えたアクティブ・ラーニングと主権者教育-教科書を活用した指導例-」(2016年7月)より。日本の社会科では,5W1Hについては問わ れてきたが,“Which”については問われるこ とが少なかった。地理学習にESD(持続可能 な開発のための教育)が期待されている中, 現状認識に終始するのではなく,開発の在り 方や地域の将来像を考えるなど,未来を指向 した地理学習にすべきである。そうすれば, 生徒は学びがいを感じやすくなるはずである。
東京学芸大学教授 荒井正剛
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第7号[2019年]より。鳥取県には,地域研究の発表を半世紀以上にもわ たって続けている会がある。しかも,小・中・高校生, 時に大学生までもが一堂に会して,発表し聞き合う のである。聴衆は,教員,保護者のみならず地域誌 や郷土史,地元地理の愛好者など多彩な人々。この 長く続く地域学習の取り組みについて紹介する。
鳥取県地域研究会 元副会長・元小学校校長 奥村 一成
「中学校 社会-3分野実践事例集-社会参画/伝統や文化/宗教/持続可能な社会-」東京書籍2011年6月発行より。「身近な地域の調査」の単元において,生徒が社会参画をしていく具体的な学習のイメージを考えたい。
東京書籍(株) 社会編集部
「求められる中学校社会科の実践プラン-教科書で学ぶ確かな授業構想-」東京書籍2006年10月作成より。基礎・基本を踏まえた学習指導上の工夫について。平成18年度用中学校社会科の教科書に沿った授業実践の報告です。(1)埼玉県に関する様々な資料を集めて,大まかな特色をとらえる。(2)人口や自然環境・産業など様々な視点から埼玉県の特色をとらえる。(3)様々な資料をもとに,重ねあわせ・比較等による分析及びグラフ化・地図化をし,それを読み取る。(4)調べた事柄をもとに,埼玉県の特色を紹介するポスター等の作成をする。
東京書籍(株) 社会編集部
「学習評価を指導の改善に生かす実践ー「指導と評価の一体化」のためにー」(2021年9月)より。本稿では、『学習指導要領(平成 29 年告示)解説 社会編』(以下「学習指導要領」と表記)や『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』に沿って、筆者の実践に基づいた単元計画および評価の手法を紹介する。単元や題材など、内容や時間のまとまりを見通した評価計画を立てることで「指導と評価の一体化」につながり、より効果的な学習活動が実現できることを示したい。
東京都豊島区立千登世橋中学校主幹教諭 鈴木拓磨
環境社会学の研究理論と方法として,ここでは「被害構造論」「受益圏・受苦圏論」「社会的ジレンマ論」の三つに注目する。その上で,この三つが環境問題を教材化するにあたりどのように役立つのかを検討する。
筑波大学准教授 唐木清志
「教室の窓 北海道版(小・中学校)vol.21」より。中学2年生国語科単元名「地球の未来を考える~マニュー湾の事例から~」の実践例。スタディ・ツアーでベトナムへ行き,日本の支援を受けながら浄水場の改善や水道設備の整備,水質管理・調査の技術が整いつつあることを実感した。しかし,残念ながら人々が利用して出た生活排水は,未処理のままメコン川へと放流されていた。この現実を目の当たりにして,適切に処理されない排水が環境へ与える影響を知り,どのように解決すべきかを考えられるような授業をめざした。
札幌市立札苗中学校教諭 柴田峰子
本校は、校訓である「人間尊重」、および「自由・自主・自律の人間教育」を通し、世界的視野で社会に貢献できる人材を育成することを建学の精神とし、4つの教育目標を掲げている。本稿では、本校の4つの教育目標をもとに、学力の3要素である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」と、SDGs(目標6「安全な水とトイレを世界中に」)を意識した探究授業の事例をご紹介したい。
羽衣学園中学校・高等学校 米田倫子
1.アジアを知ろう-子どもたちの人権を守るために-, 2.日本と朝鮮の交流の歴史, 3.在日韓国・朝鮮人-そのあゆみと思い-, 4.人とものの交流-すすむボーダーレス化-, 5.鎖国の中での国際関係, 6.外国人労働者の増加,で構成。
東京書籍(株) 社会編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsの 17 の目標を紹介します。「家庭科の教科書には,SDGs のそれぞれの目標に関連する内容がたくさん載っている。どこに,どの目標と関連した内容があるか,探してみよう。」
東京書籍(株) 家庭編集部
「SDGs情報ペーパー『Let’s Study! SDGs』」(2020年5月)より。SDGsとは,国連で決めた「持続可能な開発目標」のこと。2015 年,「誰も置き去りにしない(no one will be left behind)」社会を創造するために,国連総会で採択されました。今だけでなくこの先もずっと,地球上の誰もが安心して,満足に暮らしていけるようにするには,SDGsの 17 の目標を,2030 年までに達成する必要があります。そのために,社会の担い手である私たちは, どのように生活を変えていけばよいのでしょうか。家庭科には,そのヒントがたくさんあります。各目標についてくわしく知り,持続可能な生活と社会を実現していきましょう。
東京書籍(株) 家庭編集部