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平成17(2005)~22(2010)年度用「新編新しい社会」教師用指導書 地域事例編 ネット版補遺編わり。5年単元[工業(機械)]地域事例補遺版。「新編 新しい社会 教師用指導書 地域事例編」は,5・6年の内容に該当する地域事例を収集し,単元ごとに,全国各地の代表的な地域事例の概要と教材としての意義,指導上の留意点等をまとめています。ここでは,その「ネット版補遺編」として,指導書本編には掲載できなかった全国各地の優れた地域事例を本編と同じ形式で紹介します。
東京書籍(株) 社会科編集部
平成17(2005)~22(2010)年度用「新編新しい社会」教師用指導書 地域事例編 ネット版補遺編より。5年単元[工業(機械)]地域事例補遺版。「新編 新しい社会 教師用指導書 地域事例編」は,5・6年の内容に該当する地域事例を収集し,単元ごとに,全国各地の代表的な地域事例の概要と教材としての意義,指導上の留意点等をまとめています。ここでは,その「ネット版補遺編」として,指導書本編には掲載できなかった全国各地の優れた地域事例を本編と同じ形式で紹介します。
東京書籍(株) 社会科編集部
2005年4月1日,「自動車の町」豊田市は周辺の7町村(藤岡町,足助町,旭町,稲武町,小原村,下山村)と合併して広域の自治体となりました。
東京書籍(株) 地図編集部
[青森県の産業と歴史]の紹介事例。5年社会科第2単元「わたしたちの生活と工業生産」における地域事例。本小単元では,自動車の原材料の輸入,組み立て工場での工夫や努力,関連工場での部品づくり,生産された自動車を運ぶ様子や人々の工夫や努力,自動車についての目本の貿易の問題などを一連の流れの中で調べる活動を展開。尾上町日沼地区にある尾上物流センターという身近な施設への取材活動などを通して,自分たちの生活に重要な役割を果たしている自動車生産と,貿易や運輸とのかかわりをより深く考えさせる実践。
青森県小学校
「体験あって学習なし」と,以前授業後に先輩の先生から指導を受けたことがある。体験的活動は児童の興味・関心を喚起させるだけのものでなく,思考力や判断力,表現力,問題解決能力など様々な学力を身につけさせるものでなくてはならない。このような基礎学力を身につけていく児童は,例えば「自分が調べたい問題を持ち,それを主体的に見学や聞き取り,各種資料などを駆使しながら調べ,解決したらまた別の問題を調べたり,もっと詳しく調べたりしていく」と考える。
埼玉県さいたま市立大砂土東小学校教諭 河野秀樹
以前,東京都渋谷区内の小学生に社会科学習についてのアンケート調査を行ったところ,社会科を好きではない子どもの割合が5年生で急に高くなっていた。その理由を調べたところ,教科書や資料集などで調べる学習を不得意としている子どもが大変多いことが明らかになった。中学年までは見学したり体験したりする学習が多かったが,5年生になると事例地が遠くなるせいもあって,教室で資料を見ながら調べて考える学習が多くなる。
東京都渋谷区立西原小学校教諭 内井利樹
本校では,平成11年度から,山形市教育委員会の委嘱を受け,「気づき 考え 学び合う 子ども」という研究テーマのもと,3年間,教育課程・授業改善の研究に取り組んできた。本校の子どもたちにつけたい力,育てたい力は,「生きる力」である。「生きる力」とは,平たく言えば,変化に対応する資質や能力のことである。これからの社会を生きる子どもたちにとって,自分一人でもできるという課題解決の力を基盤として,他とかかわりながら自らを高めていく交流の力が,不可欠の資質や能力となる。このような力を,教科指導を通して育成したいと考え,教師一人ひとりが個人テーマを掲げ,仮説検証授業を繰り返し行ってきた。本実践は,平成13年度に,社会科を通して取り組んだその一部である。
山形県山形市立西小学校教諭 森谷弘昭
東研研究報告No.221 特別課題シリーズ11より。 5年生社会科「自動車をつくる工業」~ごいちモーターショー~の実践から(本文より)ある子を見つめてみて,初めて子どもにとっての学習の意味が見えてくる。その子を通して教材や他の子が見えてくる。キャリア教育の必要性が叫ばれているが,本当のキャリア教育がこの論文の中にある。読めば,子どもの姿が,教師の願いが見えてくる。
東京教育研究所
東研研究報告・特別課題シリーズ19(NO.233)「小学校社会科指導の基礎資料①~写真資料の提示の工夫~」東京教育研究所2011年4月発行より。本小単元は,我が国の自動車工業の現状や消費者のニーズが多様であることに関心をもち,自動車の生産の仕組みや生産に携わる人々の工夫や努力,原料や製品の輸出入・輸送の特色について見学したり,資料を活用したりして意欲的に調べ,国民生活と自動車工業のかかわりについて考えるようにすることをねらいとしている。
東京教育研究所
新学習指導要領改訂において,社会科では「地図や統計等の各資料から必要な情報を集めて読み取ること,社会的事象の意味,意義を解釈すること,事象の特色や事象間の関連を説明すること」などが一層求められている。デジタル教科書では,教科書の資料を拡大したり,活用したりすることが可能である。また,教科書の資料の着目点が明確となり,学習の見通しがもてる点も効果的だと考えられる。このため,児童の主体的な学習にむけ,有効な活用方法について研究を行った。
埼玉県小学校教諭
東研研究報告 No. 245 特別課題シリーズ27「小学校社会科指導の基礎研究③~地図資料活用の課題と工夫~」2013年3月発行より。本実践では,工業生産が運輸の働きと密接に関連していることをとらえることができるように,デジタル教科書の豊田市周辺にある自動車会社の工場や主な関連工場の地図と,北陸工業地域の工場の分布の地図,「新しい社会科地図」p.29 の豊田市に本社のある自動車会社の工場分布の地図を活用する。
東京教育研究所
小学校社会-教室の窓Vol.7 東京書籍 2006年4月発行より。第5学年「自動車をつくる工業」の例では,平成17年度版の教科書より,自動車販売店から導入する案が取り入れられている。販売店はどの地域にもあるので,体験的な活動ができ,より高い関心や追究意欲をもたせることができる。第6学年の歴史学習で単元のまとめとして,時代のイメージをイラストで表現させると,自分なりの時代のイメージを持てるようになる。
東京都中央区立常盤小学校教諭 澤田純二,東京都杉並区立富士見丘小学校教諭 阿部秀嗣
「学習者用デジタル教科書・教材 活用アイディア集」(四国支社、2022年2月)より。現学習指導要領の改訂の要点として、三つの柱に沿った資質・能力を育成するために、課題を追究したり解決したりする活動の「充実」が求められている。その学習過程としては、課題把握、課題追究、課題解決の三つの場面それぞれに、これまで以上に指導上の工夫が必要となる。その際有効に機能するのが学習者用デジタル教科書であり、その有用性を生かした授業展開を創造していくことがこれからの社会科授業には求められるであろう。
愛媛大学教育学部准教授 藤原一弘
小学校社会科においては,「社会的事象を,位置や空間的な広がり,時期や時間の経過,事象や人々の相互関係などに着目して捉え,比較・分類したり総合したり,地域の人々や国民の生活と関連付けたりすること」が「社会的事象の見方・考え方」として整理されている。そこで,教師が子どもに投げかける「社会的事象の見方・考え方」を導き出す契機となる問いかけを具体的な形で表現してみたい。それを,社会的事象の「見方・考え方」を働かせるための術(すべ)と仮にいうことにする。
鳴門教育大学准教授 金野 誠志
香川県丸亀市立城北小学校では,これまで各学年にコンピュータ,プロジェクターなどのICT機器を配備し,授業での日常的な活用を進めてきた。平成21年度においては,電子黒板を活用した教育に関する調査研究指定校として,電子黒板機能付きデジタルテレビが各普通教室に設置され,実践研究を行っている。
香川県丸亀市立城北小学校教諭 増井泰弘
(教室の窓)社会版・機関誌 社会科・地図 NEWSLETTER 第7号[2019年]より。新学習指導要領における「位置や空間的な広がり」 とは,社会的な見方・考え方を整理する中で示され た一つの視点のことである。 社会的な見方・考え方とは,小・中社会科,高校 地理歴史科公民科において,社会的事象の意味や意 義,特色や相互の関連を考察したり,社会に見られ る課題を把握して,その解決に向けて構想したりす る際の「視点や方法(考え方)」である。
群馬大学准教授 宮崎 沙織
小学校社会-教室の窓Vol.8 東京書籍2006年9月作成より。「自動車工場の見学の日,子どもたちは延々と続くラインや最新鋭の作業用機械に大喜び。でもこのままでは「すごい,すごい」とはしゃぐだけで終わってしまいそうです。見学を実りのあるものにするために,この場でどのような働きかけをすればよいでしょうか?」など。
東京都中央区立常盤小学校教諭 澤田純二,東京都杉並区立富士見丘小学校教諭 阿部秀嗣