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若い教師のための学級づくりヒント集Ⅵ -子どもの心に迫る授業のアイディア-(特別課題119)2024年1月より。「国語は答えが一つじゃない」は、本当なのか?、「国語は答えが一つじゃない」という病、『おおきな かぶ』のおじいさんは、「よくばり」なのか?、国語教師は「ワトソン」を目指すべし、小さな推理を積み重ねた先に、真実が見える、についてまとめました。
東京教育研究所
小学生に百人一首を教えるとき,意味内容にこだわりすぎると,発達段階からして理解することができないこともあり,飽きてしまったり,難しいものだときめつけて拒否反応をおこしてしまったりすることがあります。そのような体験をさせてしまうと,和歌文学そのものにトラウマを持ってしまい,かえって教えない方がよくなってしまうでしょう。※ 原稿はA5判で作成されています。印刷する際は,プリンターのプロパティを開き,印刷用紙サイズを変更する等の作業が必要になる場合がありますので,ご注意ください。
全日本かるた協会東海支部長 伊藤孝男
学びの実感をもたせる国語科授業づくり─個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指して─(特別課題シリーズ101)2022年3月発行より。実践のポイントは、付けたい力を明確に絞る、教材活用の工夫で個別最適な学びに迫るである。
東京教育研究所
(仙台発)新しい国語 役立つ評価事例集(2021年10月作成)より。これまで学習したことや読書経験を振り返って学習課題を明確にし、学習の見通しを持って、粘り強く感想や考えを持ち、伝え合おうとしている。
仙台発「新しい国語」役立つ評価事例集 編集委員会
「新しい国語 役立つ評価事例集」(2021年10月)より。中心人物とほかの人物との関わりについて考え、感想を伝え合うことができる。物語を読み、考えたことを伝え合う。
東京書籍(株) 国語編集部
「「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して」(2018年10月)より。 本単元では,最後の場面のごんと兵十について感想を伝え合う言語活動を設定しました。感想を伝 え合うためには,兵十に対するごんの気持ちの変化と,ごんに対する兵十の気持ちを読み取る力が必 要となります。中心となる人物とほかの人物との関わりに着目して読む必要性を感じさせ,主体的に 学習に取り組むことができるよう,単元の導入部の学習を工夫しましょう。また,それぞれの時間で 「ごんの気持ち」を日記風に書く活動を設定します。そうすることで,児童は「ごんの気持ちに寄り 添いながら」考えをまとめていくでしょう。そのまとめた日記が,感想交流の際に生かされるよ うに していきます。
東京書籍(株) 国語編集部
国語科における 「主体的・対話的で深い学び」(東研・特別課題シリーズ 70)2018年4月作成より。登場人物の気持ちの変化について叙述に着目して物語を読み、感じたことや考えたことを三面リーフレットに書き表すことができる。
東京教育研究所
「思考スキル」を育む実践プラン集(新学習指導要領に向けて)(2017年10月)より。要約に関わる力として,「テーマを読む力」は欠かせません。テーマとは, 「文学作品を読んで,最も強く感じたこと」を短い言葉で表現したもので す。本単元では,物語の構成に着目し,作者の意図を考えます。そうする ことで,作品の重要な情報の意味を明らかにし,読みを深めることができ ます。そして,「最も強く感じたこと」として作品からメッセージを受け 取ることができるでしょう。物語のあらすじや人物の気持ちを考えるだけでなく,作者の意図を考え ることによって読みを深め,テーマを読む力を育てる学習です。
東京書籍(株) 国語編集部
村松賢一スピーチコミュニケーション通信2015年4月号より。実際の指導法に入る。目的は,あくまでもパブリックスピーキング(人前で話すこと)の基本を身に付けることだ,ということである。
スピーチコミュニケーション教育研究所長 村松賢一
物語教材をしっかりと読み取らせるためには,「詳細な読解」をしっかりと行う必要がある。「詳細な読解」を否定的にみる意見もあるが,本当の問題点は「詳細な読解」だけにかたよった学習指導を行うことではないだろうか。ここでは,「ごんぎつね」を例に,物語教材の授業において,「詳細な読解」と「物語全体の展開」の読み取りとを相互に関係させる学習指導の方法について,具体的な実践例を示しながら考察する。
兵庫教育大学大学院教授 堀江祐爾
『確かな言葉の力を育む授業づくり~学びの「つながり」で保障する言葉の力~』(2013年10月発行)より。(1)読むこと」(物語文)の構想例(4年生),(2)「 読むこと」(物語文)の指導例-4年生『ごんぎつね』,で構成されています。
東京書籍(株) 国語編集部
生きる力を育むことばの授業 19号-子どもの思考力・表現力を高める言語技術(2)-(東研情報2013年9月27日発行)より。,作品の背景や表現を資料で調べたり,現地に足を運び,作品に流れる風と空気を感じたり,絵や図,写真,実物などの補助教材を準備したりすることが,学習指導に大きな効果を発揮し,授業に生きる教材研究となる場合がある。このような例を4年生教材「ごんぎつね」から紹介したい。
元 高砂市立米田西小学校校長 檜皮道弘
「ごんぎつね」の五場面を学習するある授業の進め方から,深く,幅広い教材研究の必要性を考察する。
立命館大学・京都教育大学大学院教授 井上雅彦
今回子どもたちとつくり上げた学習は,ごん自身が語り手になる回想録の創作です。視点を変えて読み,創作することでより主体的に作品を読み深める子どもの姿や,「ごん自身が語り手となる物語 の創作」という目標を設定することで,ごんの思いに寄り添うこともできました。また,友達と意 見を対話する子どもたちの姿もありました。
長崎県佐世保市立清水小学校 薮英彦
東研研究報告 No.2「確かな国語力を育てる授業の探究」(2012年9月 東京教育研究所中国分室)より。文学的文章の読み方を教材文「ごんぎつね」で習得させ,その力を活用して同一作者新美南吉の作品「てぶくろを買いに」を読み,お話紹介カードへ書くという言語活動の場を設定した単元構成の工夫で,思考力を育成しようとした実践である。
広島県東広島市立西条小学校 横田優美
東研研究報告 No.1「授業力を磨く」(2011年8月発行 東京教育研究所中国分室)より。本稿は,私の授業改革にたどりつくまでの国語科授業研究の歩みを書かせていただいた。「子どもを大切に」と思いながらも,実際に授業の変革にたどりつくまでに随分と時間がかかっている。自分を変えることは,本当に難しい。しかし,それを教えてくれたのは子どもたちである。
広島教育実践研究所副代表・元樹徳小学校長 井上貞女
[第3学年及び第4学年]「C読むこと」の「(1)ウ 場面の移り変わりに注意しながら,登場人物の性格や気持ちの変化,情景などについて,叙述を基に想像して読むこと」をめざし,場面を逆思考で主体的に把握した上で,さらにイメージが豊かに持てるための表現を通して,言語的な幅を広げたり,一人称・二人称・三人称読みで登場人物などと対話的に学んだりすることで,想像することの質的高まりを求める対話ゲーム
香川県 国語と他教科の関連を図る研究グループ
「子どもたちが進んで対話しながら,物語を読み深めていけるような学習をつくり出したい!」 これは,教師としてみな同じ願いであると思います。しかし,「子どもの意欲が最後まで続かなくて……」「決まった子だけが発言する話し合いになってしまって……」という悩みも多いように思います。私は,子ども一人一人が抱いた問いをいかに共通課題に組織化できるかが大きなポイントになると考えています。
山口市 T.M
文学的文章または非文学的文章にしろ,与えられた教材内容を深く正しくとらえることは肝要である。物語文「ごんぎつね」の場合,与えられた教材文を物語の進行にしたがっての解釈だけでは浅い読みで終わってしまう。つまり,作者についての研究,時代背景,教材の特質,表現されていることばのとらえ方,本時と文章全体とのかかわりなどをおさえたうえでの研究でなければならない。本稿では,「ごんぎつね」の教材研究の深め方について紹介する。
青森県小学校
児童は教科書教材を中心に物語文を読み取る学習を行っているはずであるが,ここでは,関係的に物語を読む力をつけ,高学年の主題を読み取る力につなげたい。すなわち,村はずれに住むひとりぼっちのごんぎつねと外へも出られない雨続きの数日,母親と二人暮らしの兵十とごん,悲しみの葬列と赤い絨毯を敷き詰めたような道など,場面や人物の状況を通して心情を考えるという学習の仕方を身につけさせるということである。
青森県小学校
2006年度に実施した小学校国語の実践事例です。学習活動案と実践の評価のセットのPDFファイルで紹介します。教材は,東京書籍の「新編 新しい国語」平成17-22(2005-2010)年度用を使用した内容になっています。
宮城県加美町立鹿原小学校
2002-2004(平成14-16)年度版新しい国語に対応。文学教材を読む学習で,子どもたちに獲得させたいものは何か。それは,他の作品を読むときにも使える「読みの方法」である。つまり,教科書教材で学んだ読みの方法が,自力読みに使えるときに,初めて読みの力が身についたと言えるのである。本稿では,読みの方法を獲得させる手法の一つとして,アニマシオン的活動を紹介したい。
長野県佐久市立野沢小学校 小林康宏
「ごんぎつね」の結末をどのようにとらえるかについて,先達の研究を紹介しながら子どもたちが切実な文学体験をそこですることの重要性を述べている。
福島大学教育学部教授 高野保夫
徳島県三加茂町立三庄小学校の2003(平成15)年度の国語教育実践を紹介します。【研究主題】生きる力が育つ国語科授業の創造-主体的・自覚的にことばを学ぶ子どもを育てる学習指導と評価-。
徳島県三加茂町立三庄小学校
学習のヒント II(中学年)主題をとらえてごんぎつねを読む―中学年でも作品の主題に迫ってみよう―添野真(東京都台東区立黒門小学校)東研情報 教室の窓 小学校71 国語(東京書籍2002年9月発行)1ページ[キーワード]4年・新美南吉・主題観を育てるのは高学年の定番?・視点を定めて作品を読んでいく・今日のごんのつぐない・主題・要旨
東京都台東区立黒門小学校 添野真
写真は、半田市を流れる矢勝川(やかちがわ)の堤防に植えられた彼岸花。その数は全体で200万本とも言われています。新美南吉顕彰会を中心とした市民によって植えられ守られています。彼岸花は、毒をもっていて、昔から縁起が悪い花と言われています。昔は、彼岸のころ季節の変わり目で人が亡くなることが多かったからと思われます。別名、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)で、全国各地の土手や路傍に群生します。
愛知県名古屋市 井上隆夫
新美南吉(1913年7月30日~1943年3月22日)、愛知県半田市出身。南吉生誕100年ボード、半田市福祉文化会館(雁宿ホール)の緞帳、郵便局置物、権現山と菜の花畑の写真。
愛知県名古屋市 井上隆夫
ひがんばなの咲く矢勝川(やかちがわ)の土手のようす,新美南吉記念館, 「手袋をかいに」の像・岩滑(やなべ)の六地蔵,新美南吉のお墓 ,「新美南吉生い立ちの地」の碑,新美南吉の生家(せいか),新美南吉の養家(ようか)と墓碑銘(ぼひめい),また周辺の風景などの写真です。
東書Eネット事務局
読書活動が重視された新学習指導要領/実践事例2 年 いろいろな昔話を読もう(かさこじぞう)3 年 命の大切さについて書かれた本を読もう(ぼくはねこのバーニーが大すきだだった)6 年 読書を通して人間の生き方を考えよう(ヒロシマのうた)読書指導キーワード(読書のアニマシオン,ブックトーク,読み聞かせ,お話(ストーリーテリング)読書好きな子どもを育てるブックリスト読書指導に役立つインターネットサイト「朝の読書」実践学校紹介―たくさんの本と出会うチャンスを!平塚市立松原小学校
東京書籍(株) 国語編集部
「生きる力を育むことばの授業 12号-言語活動の充実(3) 特に板書や文字に対する姿勢-」2011年7月発行より。先生が,自分(児童)の発言を黒板に記してくれたとき,児童は何か誇らしい思いをいだく。そのことを授業で大事にしたい。
高知大学教育学部附属小学校 田中元康
「教室の窓」小学校国語Vol.2(2004年9月発行)より。声に出して読むこと」が重視されるようになりました。それは,なぜですか。音読で国語の力がつくのでしょうか。小学校から古典に親しませたいと思います。どんな教材をどのように学習させたらよいでしょう。
東京家政大学講師 安達知子
2024~2027(令和6~9)年度用小学校教科書「新編 新しい国語」に準拠。先生が語る!「新編 新しい国語」(5)。令和6年度版「新編 新しい国語」の編集に携わった先生方が、新教科書の内容について動画でご紹介いたします。「次」を見据えて編集された教科書の特長から、日々の授業のヒントを見つけていただければ幸いです。第5回は、国士舘大学の山室和也(やまむろかずや)先生です。どうぞご覧ください!
国士舘大学教授 山室和也