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この修学旅行を紹介する新聞は,御殿場市立高根小学校6年生が,文章作成ソフト「Word2007」を使って作成したものである。パソコンに不慣れな子どもも多かったのだが,全員が達成感を持って新聞作りを終えることができたのは,2つの要因があったと思われる。 1つは,パソコンを使うタイミングを考慮したということ。2つ目は,ICT機器の活用においても子ども同士が学び合う場を大切にしたということ。 この2つの観点から,総合的な学習の時間で行った「修学旅行新聞作り」の実践を紹介したい。
静岡県御殿場市立高根小学校 瀬戸武生
「生きる力を育むことばの授業 13号-言語活動に必要な説明力をどう育てるか-」(2011年10月号)より。本稿においては,国語科との関係を明確にする対象として総合的な学習の時間を取り上げ,「新聞」作りという言語活動において総合的な学習の時間を関連させた国語科の授業づくりについて述べる。
兵庫県篠山市立大山小学校教諭 酒井達哉
「生きる力を育むことばの授業 13号-言語活動に必要な説明力をどう育てるか-」(2011年10月号)より。平成23 年度の「全国学力・学習状況調査」については,4 月19 日に実施予定であったが,東日本大震災の影響を考慮し,「7 月末日までは調査を実施しないこと」が文部科学省によって決定された。そこで今回は,平成22年のB 問題から「新聞」に関する問いを取り上げ,学習指導要領との関係,そして,東京書籍の平成23年版小学校国語科教科書において,どのように「新聞作り」が具体化されているかについて考察する。
兵庫教育大学大学院教授 堀江祐爾
小学校国語-教室の窓Vol.6(2006年1月発行)より。この3年間,「書くこと」をテーマに校内研究・区や都の小学校教育研究会国語部で研究をしてきた。今年度は,4年生を担任し教材を工夫しながら指導を進めてきた。重点単元として,生活文「友達家族について」(8時間),新聞形式「1学期の出来事を家の人に知らせよう」(12時間),「就学時健診に来る新1年生と保護者の方に北原小学校を宣伝しよう」(9時間)という,3本の作文を取り上げてきた。今回は,この半年間の取り組みを紹介し,子どもたちの変容から成果と課題を報告したい。主に,新聞形式で「書くこと」に取り組んだ事例である。
東京都中野区立北原小学校教諭 荒木深雪
東研情報 教室の窓 小学校73 国語(東京教育研究所2003年4月発行)より。新聞を書くための基礎的基本的な技能は,他教科や総合的な学習にも活用発展させることができる大切な技能である。ここでは,社会科の「地域の商店街をたんけんしよう」の学習と関連させた。
東京都東村山市立回田小学校教諭 塩原茂子
本単元では文と文の意味のつながりを考えながら,指示語や接続語を適切に使う力を身につけることがねらいである。また,児童の好きなパソコンソフトを使うことで,学習に意欲的に取り組めるようにした。
東京都千代田区立千代田小学校 宮原千春
東研研究報告No.202 特別課題シリ-ズ4「楽しく確かな力をつける国語教室-基礎・基本の定着を図るために-【4年生の楽しく確かな力をつける授業】」東京教育研究所2003年12月発行より。学習指導要領の「話すこと・聞くこと」の目標「相手や目的に応じ,調べたことなどについて,筋道を立てて話すことや話の中心に気をつけて聞くことができるようにするとともに,進んで話し合おうとする態度を育てる。」を基に4年生として身につけさせたい力をまとめた。
東京都府中市立府中第九小学校教諭 武藤紀子
東書教育シリーズ平成23-26(2011-2014)年度用「新しい国語 4年」準拠『すぐに使える言語教材ワークシート集』(2012年12月)より。教科書に掲載している課題に加えて,補充問題としてご活用いただけます。
東京書籍(株) 国語編集部