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学びの実感をもたせる国語科授業づくり─個別最適な学びと協働的な学びの充実を目指して─(特別課題シリーズ 114)2023年3月発行より。本単元では、大単元における「知識及び技能」に焦点を当てる。児童が主体的に「知識及び技能」を身に付けるには、「思考力・判断力・表現力等」や、言語活動と密接に関連させることが重要である。児童が自ら学習の進め方を調整し、見通しをもったり振り返ったりする中で、実生活に生きて働く知識及び技能の習得につながると考える。そのために、単元を進めるにあたって、児童の実生活とつなげたり、学級活動等の他教科等と関連させたりしながら、単元を児童とともにつくっていくようにする。具体的には、児童が読書の幅を広げていきたいという思いをもてるように、好きな本について友達と紹介し合うという言語活動を設定する。さらに、長期休業中の過ごし方と関連付けることで、習得した知識及び技能をすぐに生かせるようにしていく。
東京教育研究所
「新編 新しい国語」 単元全時間学習指導案(高知県香南市立野方小学校2016年5月)より。本単元では,物語の中の好きな登場人物を「おはなしカード」で紹介するという言語活動を設定する。「おはなしカード」の内容は,「おはなしの名まえ」「すきな人ぶつ」「人ぶつのすきなところ」とする。
高知県香南市立野方小学校
本単元では,物語のおもしろいところを「おはなしカード」で紹介するという言語活動を設定する。「おはなしカード」の内容は,「おはなしの名まえ」「おはなしをかいた人」「おもしろかったところ」とする。
高知県香南市立野市小学校 田上靖子
「生きる力を育むことばの授業 15号-伝統的言語文化の指導をどう進めるか-」(2012年3月号)より。本稿は,小学校1年生の読みの学習指導において,この教材がどのように読まれているのか,子どもたちが読みうるもの,教師が導きたい読み,そのずれがなぜどのように生じるのか,という問題に考察を進めたい。
大阪教育大学准教授 住田勝
「生きる力を育むことばの授業 14号-論理的に思考し,表現する力を育てる方法-」(2011年12月号)より。本稿では,「おとうとねずみチロ」が,初等教育における文学的読解力の発達とその錬成という観点から,どのような位置にあり,どのような可能性と困難を抱えるのかを明らかにする。
大阪教育大学准教授 住田勝
対話ゲームから多面的な思考力や豊かな想像力,言語感覚を養う。[第1学年及び第2学年]「C読むこと」の「(1)ウ 場面の様子について,登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むこと」をめざし,場面を逆思考で主体的に把握した上で,さらにイメージが豊かに持てるための表現を通して,言語的な幅を広げたり,一人称・二人称・三人称読みで登場人物などと対話的に学んだりすることで,想像することの質的高まりを求める対話ゲーム。
香川県 国語と他教科の関連を図る研究グループ
平成17-22年度用「新編 新しい国語」の文学的な文章,説明的な文章についての「教材分析表」です。本校では,教材研究の視点,方法,授業展開の仕方について学年で話合いを重ねながら,国語科の授業づくりに取り組んでいます。指導計画を立案し,発問を精選するために,「教材分析表」を作成します。主題,場面(段落)の粗筋,読み取り図,「支える言葉」(文章の内容や構成を読み取るとき,必要になる言葉)をA4判横1枚にまとめ,実践後には,朱書きをしながら累積しています。
宮城県大崎市立古川第一小学校
平成17-22年度用「新編 新しい国語」実践事例。文学的文章を,<ロールレタリング>することによって読み深めようとすることが特徴である。「チロ」に自らを重ねて,チロになりきって「おばあちゃん」へ手紙を書く。そして,その手紙の返事を,今度は,おばあちゃんの立場に立って書くのである。その中で,互いが想像した,場面の様子や人物の気持ちの読み取りを認め合うことができるようにする。
東京書籍(株) 国語編集部
小学校国語-教室の窓(平成17年度教科書特集号)東京書籍2004年5月発行より。平成17年度用「新編 新しい国語」掲載教材の紹介です。「おとうとねずみチロ」森山京(もりやまみやこ・文)・門田律子(かどたりつこ・絵)
東京書籍(株) 国語編集部