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人間が獲得するさまざまな情報は視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感覚を通してですが、言語活動では味覚・嗅覚を通しての指導はかなり困難です。しかし手で触ったり、身体で感じたり、動いたりする触覚を言語活動に取り入れることは大いに可能であり、有効です。そこで、この三感覚を使うAlphabetの導入指導法を考察し、“Alphabet Table” という教材で具体化しました。
CALAグローバル代表 阿部フォード恵子
アルファベットの歌は,英語を学び始めた子どもたちの多くが最初の段階で口ずさむ歌のひとつです。『きらきら星』のメロディーに合わせて歌う代表的なものに加え,さまざまなABC songが存在します。しかし,覚えておきたいのは,「この段階で身につけるアルファベットの発音が,その後の英語の発音の大切な基礎になる」ということです。アルファベットの発音指導は,「話すこと」の最初の第一歩です。簡単なようで,より丁寧な指導を求められるのがアルファベットの発音指導です。英語の発音を身につけるうえで,学習の初期段階におけるインプットの質はとても重要です。では,アルファベットの発音指導を通して,英語の音声の基礎をどのようにして身につけるのか,そのヒントについてご紹介します。
西南女学院大学 教授 太田かおり
文科省移行教材『Let'sTry!』『WeCan!』と同一の書体を使用した,アルファベット指導のためのワークシート,手引き,DVD-ROM(音声と映像),ポスターの4点セットです。アルファベットを正しく書けるようになるための字形の捉え方,運筆のコツなどを,すべての子どもたちに伝えられる魔法の教材です。新課程の指導に向けて,新たな試みとして作成してみました。ぜひ移行期間中の,今日の授業からご活用いただき,子どもたちの声をお聞かせください。ご指導にあたられる先生方といっしょに,今後も教材開発に努力を重ねていきたいと思います。
東京書籍(株) 英語編集部