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小学校生活科・総合的な学習-教室の窓Vol.6 東京書籍2006年9月作成より。幼小連携の取り組みとして,生活科で,年長児と1年生の交流が行われることが多い。しかし実際には,目的や具体的なねらいが明らかでないままのイベント的な交流や,活動や教材に対する幼小の指導者の考え方の違いも指摘されている。本稿では,平成17年度12月から3月までの間に,3回交流を重ねた実践を振り返り,交流の在り方を考えてみたい。
お茶の水女子大学附属小学校教諭 石井恭子
生活科においては,内容や目標をもとに,育てたい力を設定し,具体的な学習計画を立てる。今回はその授業づくりについて述べたい。生活科の内容(8)「自分の成長」では,自分のこれまでの成長に関心をもち,成長を振り返り,成長を支えてくれた人々への感謝の気持ちなどを表現するとともに,大きくなったこと,自分でできるようになったこと,役割が増えたことなどに気付いて,これから意欲的に生活しようとすること,を目標にしている。
京都府京都市立宇多野小学校教諭 飯田令子
児童の学習活動カードの記録と,教師から見たカード分析(カードに表現された「気づき」「思考」「関心・意欲」の高まりなどを具体的に指摘),教師の働きかけ(朱書き,声かけなど児童への働きかけとその意図を示す)を,事例として紹介します。
高知県高知市室戸小学校
【東書教育シリーズ】まずはここから! 幼保小をつなぐ「架け橋プログラム」(2023年10月)より。この活動での共通のポイントは、交流でさまざまな活動を楽しむ中で、相手の思いや考えに触れて、親しみの気持ちをもち、人との関係を広げていくことを大切にする。
大阪総合保育大学・大学院特任教授 神長美津子,共栄大学教授 小川聖子