教科書の単元から資料を探すページです。
小学校社会-教室の窓Vol.3 東京書籍2005年1月発行より。博物館には,地域の歴史・自然・文化を語る豊富な資料が保管されている。また,専門性あふれる学芸員の指導のもとで行われる多様な体験学習も用意されている。私たち教師は,博物館がもつこれらの魅力を総合的に子どもたちに提供していきたいものだ。そこで,博物館活用の第一歩として,身近な地域博物館をまず訪問し,博物館について少しでも知識を深めることから始めたい。以下,博物館活用の詳細を述べることとするが,ここで取り上げた諸活動は,筆者が勤務していた「さいたま市立博物館」での取り組みの様子である。
埼玉県さいたま市立大宮東小学校教諭 小堺新一
小学校社会-教室の窓No.1(創刊号) 東京書籍2004年3月発行より。社会科で「歴史」に初めて触れる第6学年,4月,「歴史年表づくり」。この年表は広島大学の片上宗二先生の提唱による方法を追試したもので,教科書をざっと読みとおし,自分が疑問に思ったことを短冊に書いて貼る。「どうして大きな大仏をつくったの?」「伊能忠敬はよく日本地図を書いたなあ」など。
宮城県仙台市立松陵西小学校教諭 三浦和美
第6学年の社会科は,歴史,政治,国際理解から構成されるが,その時数のうち,6~7割程度は歴史の学習に充てられる。学習指導要領の第6学年の目標(3)にも「社会的事象を具体的に調査し,地図や年表などの各種の基礎資料を効果的に活用し(後略)」と書かれているように,年表は歴史を学習する際の基本的な資料と言うことができる。
東京都小笠原村立母島小学校教諭 和田幹夫