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今回の新学習指導要領の改訂において「県内の特色ある地域の人々の生活」の中に,『自然環境や伝統・文化などの地域の資源を保護,活用している地域やそこに見られる人々の生活の特色を具体的に調べる』ことが付け加えられた。
山形県山辺町立大寺小学校教諭 工藤繁
小学校社会3・4学年用「副読本作成の手引き(新版 平成14年度対応)」より。この単元では,県の特色を考える手がかりとして,地形条件から見て特色ある県内の地域の人々の生活を具体的に調べることをねらいとしている。特色ある地域を取り上げることで,児童は,さらに意欲を高めるとともに,前単元で学習した,地形や産業,交通網などとあわせ,総合的に県の特色をとらえることができるであろう。
東京書籍(株) 社会科編集部
今や全国の商店街の多くがシャッター通りとなっている一方で,活気を取り戻している商店街もある。新学習指導要領では「地域の資源を保護・活用している地域」を取り上げることとなっているが,本文では,特色あるまちづくりで活気を取り戻した一例として,鳥取県境港市の「水木しげるロード」を紹介する。
國學院大學人間開発学部初等教育学科教授 安野功
東研研究報告・特別課題シリーズ19(NO.233)「小学校社会科指導の基礎資料①~写真資料の提示の工夫~」東京教育研究所2011年4月発行より。本小単元は,学習指導要領の第3学年及び第4学年の内容(6)ウ「県(都,道,府)内の特色ある地域の人々の生活」をふまえて設定している。本小単元では,本校の地域とは自然環境の異なる八丈島を教材として扱い,その人々の生活を学習するようにした。
東京教育研究所
小学校社会3・4学年用「副読本作成の手引き(新版 平成14年度対応)」より。この単元は,地場産業(伝統的な工業など)がさかんという特色のある地域を取り上げ,産業とそれにかかわる人々の生活をとらえさせるものである。
東京書籍(株) 社会科編集部
3,4年の学習内容として「産業や地形条件から見て県(都,道,府)内の特色ある地域の人々の生活」が設けられている。この学習は,前指導要領では「全国版」であったが,今回は,「県(都,道,府)内の特色ある地域 」と限定されている。この内容について,各県で新しい実践が始められていると思うが,私は,この学習内容の教材化の視点は「全国版」のときとあまり変えなくてよいのではないかと考えている。その視点とは,「人は過酷な自然条件の中でも,知恵を使ってその条件に適応しながらどっかりと生きている」という視点である。
熊本市立池田小学校教諭 橋本幸典
子ども達一人ひとりが解決したくてたまらなくなるような,それでいて学びがいのある学習問題は,どのようにしたら,もたせることができるか。子ども達は,大きく変化しているものに出会うと,その原因,過程(途中の様子),次はどうなるかなどを知りたくなる。今回は,そのことを表している社会的事象を,子ども達に効果的に提示し,子ども自ら問題を発見させる授業を紹介したい。
明治学院大学准教授 長谷川康男
東書教育シリーズ小学校社会科「社会科教科書の活用法」(2012年7月発行)より。■平成23-26(2011-2014)年度用教科書(3・4 年下) p.150~151「各地の特色とくらし」に対応。県内のそれぞれの地域の特色やよさを相互に比較して考え,どの地域にも特色やよさを生かした人々のくらしがあることなどを表でまとめ,表現する。
東京書籍(株) 社会編集部
東書教育シリーズ小学校社会科「社会科教科書の活用法」(2012年7月発行)より。■平成23-26(2011-2014)年度用教科書(3・4 年下) p.108~109「地いきで学校をつくる」に対応。学校を創設した先人の働きに関心をもち,どのようにして学校がつくられたのか資料で調べ,地域社会の発展に尽くした先人たちの願いや努力について考え適切に表現する。
東京書籍(株) 社会編集部
今回、県内の特色ある地域の人々の生活(新学習指導要領の内容)の学習内容として『自然を生かすまち~世界遺産白神山地とともに生きる人々~』を取り上げた。
青森県小学校
坂出市の伝統工芸品である「手書き鯉のぼり」の職人さんに、学校へ来て、実演をしていただいた時の写真である。短時間にすらすらと鯉のぼりを描きあげる職人さんの技に子どもたちは感動していた。
東書Eネット事務局
讃岐漆は、香川を代表する伝統工業である。高松市を中心にいくつかの工場があり、職人さんがほとんど手作業で仕事をしている。この写真は、附属高松小学校の子どもたちと工場見学に行ったときのものである。
東書Eネット事務局
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.64 特集:児童・生徒を守る防災教育(2021年9月発行)より。私たちの学校の特色。山口県柳井市は学校、家庭、地域が一体となって人づくり・まちづくりを推進する「スクール・コミュニティ構想」の実現に努めている。これまでも学校を核に地域の方々が積極的にかかわる「学校応援団」などを実施してきた。こうした中、地域で生活するさまざまな世代の交流の場としての活用を期待して「みんなの家」をコンセプトに柳井市立伊陸小学校は新たなスタートをきった。地域とともにある学校の特色ある取組の一つとして紹介する。
柳井市教育委員会学校教育課長 藤村信之,山口県柳井市立伊陸小学校校長 神田芳伸