教科書の単元から資料を探すページです。
「生きる力を育むことばの授業 14号-論理的に思考し,表現する力を育てる方法-」(2011年12月号)より。どの子も自分の意見を持ち,発言したり書いたりして,めあてを達成できる授業を目指して,私なりに工夫して取り組んだことを紹介します。
京都府長岡京市立長岡第十小学校指導教諭 山崎慶子
本学級では,子どもの係活動の中に「新聞係」がある。学級での出来事を記事にし,印刷して全員に配布する。その活動を数回続けると,他の係からも「ぼくたちも書いてみたい」という声が挙がる。そこで,他の係の人たちは,自分の係からのお願いやお知らせを書いてみることを勧める。その際に,本教材[「ほけんだより」を読みくらべよう]を活用する。 「保健便り」を比べて読むだけにとどまらず,書く活動へと連続するように構想した。本単元は,筆者が目的に応じて書き方を変えることを理解し,自分が書き手となって目的に応じて書く力を養うことができる。
鹿児島県姶良市立加治木小学校 船津啓治
「生きる力を育むことばの授業 12号-言語活動の充実(3) 特に板書や文字に対する姿勢-」2011年7月発行より。先生が,自分(児童)の発言を黒板に記してくれたとき,児童は何か誇らしい思いをいだく。そのことを授業で大事にしたい。
高知大学教育学部附属小学校 田中元康
小学校国語科用「学校図書館で学ぶ力を育てる 調べる学習のためのプリント集」東京書籍2006年4月作成より。この資料は,子どもたちが,学校図書館を学習・情報センターとして活用するために,身につけておきたい基礎的基本的なスキルをまとめたものです。コピーして児童に配布する児童用プリントと,そのプリント内容の指導に関する教師用解説とで構成しています。指導計画に合わせて随時ご活用ください。
東京書籍(株) 国語編集部