教科書の単元から資料を探すページです。
「思考スキル」を育む実践プラン集(新学習指導要領に向けて)(2017年10月)より。文章を何となく読んでいると,意味を思い込みで解釈してしまうことに なります。そこで大切になってくるのが,つながりを見つける力です。本 単元では,たんぽぽの花の開閉の様子,花→実→綿毛と変化する様子など を時間の順序に沿って整理することで言葉同士のつながりを見つけます。 そうすることで,文章全体の内容をより正確につかむ学習ができます。
東京書籍(株) 国語編集部
「単元を貫く言語活動実践案集」(東京教育研究所 関西・四国分室2013年9月)より。コンパクトな言語活動。時間的な順序や説明の順序に気を付けて読む。たんぽぽのひみつ(仕組み,生長を見付けてさし絵を手がかりに説明する。
東京教育研究所 関西・四国分室
平成17-22(2005-2010)年度用「新編新しい国語」の実践事例。段落を並び替えることで時間的流れを表す言語に気をつけ正確に読む力を養う。主なねらいと学習活動:主なねらいと学習活動[第1学年及び第2学年]読むことの『時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと』の定着と、総則『思考力・判断力・表現力その他の能力をはぐくむ』ことをめざした並び替えゲーム。
香川県 国語と他教科の関連を図る研究グループ
「たんぽぽ」は,私たちの生活している身近なところ,学校・公園・川原・道ばたなど至る所にありながら,普段何気なく通り過ぎ見過ごしてしまうたんぽぽの生態を,驚きをもって読み進められるように書かれた説明文である。本単元では,説明的な文章を読む基礎的な力を培うことを目的としている。1年生では「いろいろなふね」と「じゃんけん」という2つの説明文を学習した「いろいろなふね」では,書いていることを正しく読み取ること「じゃんけん」では,書かれている内容を正しく読み取って理解することに重点が置かれていた。それらの学習をふまえ,本単元では,まとまりや順序に気を付けて,書かれている内容を読み取ることに重点を置いている。また,教材文から発展して,他の動植物に関心をもち,それらについて書かれた本や文章を読む活動へとつながる形になっている。
宮城県加美町立鹿原小学校
平成14-16(2002-2004)年度用「新しい国語」の実践。「ガイドさんになって説明をする」という活動をめざして,書かれている事柄のまとりや順序に気をつけて読み取る。また読み取ったことを聞き手によく分かるように伝える音声表現方法などを話し合い,準備・練習・発表をし合って楽しく学習できるようにする。
東京書籍(株) 国語編集部
平成14-16(2002-2004)年度用「新しい国語」の実践。たんぽぽガイドになろう-順序に気をつけて-。文章の内容をガイドになって聞き手に説明するという活動を通して,話したいことを時間的な順序に気をつけながら話すことができるようにさせる。また,自分の話したことを聞き手に受け止めてもらうことにより,伝えることのよさを十分に味わうようにさせる。
東京書籍(株) 国語編集部
平成14-16(2002-2004)年度用「新しい国語」の実践。草花のひみつを1 ねんせいにおしえてあげよう。事柄のまとまりや順序に気をつけながら文章を読み,学習したことを生かして身近な植物について調べ,1年生に向けて発表する。表現の方法を工夫し,練習を3年生に見てもらうことで,楽しく意欲的に発表できるようにする。
東京書籍(株) 国語編集部
「生きる力を育むことばの授業 12号-言語活動の充実(3) 特に板書や文字に対する姿勢-」2011年7月発行より。先生が,自分(児童)の発言を黒板に記してくれたとき,児童は何か誇らしい思いをいだく。そのことを授業で大事にしたい。
高知大学教育学部附属小学校 田中元康
第2回目となった「教材探検隊」、今回は1年生の教材「私のタンポポ研究」を取り上げます。筆者といっしょにタンポポの観察に行ってきました。「私のタンポポ研究」は植物学者の保谷彰彦さんによる文章で、東京書籍の中学1年生の教科書に掲載されています。コンクリートの隙間でも生きていける外来種のセイヨウタンポポは、日本のタンポポとは異なり、単独で種子を残すという繁殖方法を持つこともあり、里山だけでなく、都市部へも広がることができました。
東京書籍(株) こくごスタジオ編集部